プール (イングランド)
プール Poole | |
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位置 | |
プールの位置 | |
座標 : 北緯50度43分 西経1度59分 / 北緯50.717度 西経1.983度 | |
行政 | |
国 | イギリス |
連合王国 | イングランド |
リージョン | サウス・ウェスト・イングランド |
カウンティ | ドーセット |
単一自治体 | ボーンマス・クライストチャーチ・アンド・プール |
町 | プール |
地理 | |
面積 | |
町域 | 64.88 km2 |
人口 | |
人口 | (2021年現在) |
町域 | 140,977人 |
備考 | [1] |
その他 | |
等時帯 | 西ヨーロッパ時間 (UTC+0) |
夏時間 | 西ヨーロッパ夏時間 (UTC+1) |
Postcode | BH |
市外局番 | 01202 |
公式ウェブサイト : www.poole.gov.uk |
プール (Poole) は、イギリスのドーセットにある町(タウン)。ドーチェスターの東33キロメートルに位置し、東でボーンマスと隣接している。ドーセットでは第2の町である。
南部には塩性湿地、泥炭地、沼地、フェンからなる天然海湾のプール港があり、パーベック半島を含むその周辺部にはエリカ属のErica ciliarisやErica tetralixなどの生えるヒースが広がる。一帯はアジサシ、ニシズグロカモメの生息地であり、ラムサール条約登録地である[2][3]。
プールの町と西側にあるハムワーシーを結ぶ橋としては、プール橋とツイン・セイルズ橋がある。
歴史
[編集]鉄器時代以前より人が住んでいた。街の名前が最初に記録されたのは12世紀で、羊毛貿易の導入により、重要な港として繁栄をし始めた時期であった。その後、16世紀に始まった北アメリカとの貿易の重要な拠点となり、ピークの18世紀にはイギリスで最も活発な貿易港の一つであった。特にニューファンドランド島の貿易は活発であった。産業革命の時期に、街は急速に発展した。19世紀の変わり目には、10人のうち9人の労働者が、港湾で働いていたが、船が巨大化するにつれて、浅い港では用が足りなくなり、より深い港を持つリバプールやサウサンプトン、プリマスに港が移っていった。1847年、プールにとっての最初の鉄道が郊外の駅まで開通し、その後1872年に中心部に乗り入れるようになった。19世紀、南ドーセットやハンプシャー南西部の海岸に、観光客がつめかけるようになり、プールの東部地域が拡張していき、ボーンマスには海岸リゾートができるほどであった。第二次世界大戦時、ノルマンディー上陸作戦の主要な出発地点の一つで、乗り込んだ兵士の数が3番目に多く、その後もヨーロッパ大陸にいる連合軍への物資の供給拠点となった。
出身人物
[編集]脚注
[編集]- ^ “city population”. 11 May 2023閲覧。
- ^ “Dorset Heathlands | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (1999年1月1日). 2023年4月6日閲覧。
- ^ “Poole Harbour | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (1999年7月22日). 2023年4月6日閲覧。