プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち
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プー2 あくまのくまさんと じゃあくななかまたち | |
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Winnie-the-Pooh: Blood and Honey 2 | |
監督 | リース・フレイク=ウォーターフィールド |
脚本 | マット・レスリー |
原案 |
リース・フレイク=ウォーターフィールド マット・レスリー |
原作 |
A.A.ミルン E.H.シェパード (キャラクター創作) |
製作 |
スコット・ジェフリー リース・フレイク=ウォーターフィールド |
製作総指揮 |
スチュアート・オルソン ニコール・ホランド |
出演者 |
スコット・チェンバース タルーラ・エヴァンズ ライアン・オリバー テリーサ・バーナム ピーター・デソウザ=フェイオニー アレック・ニューマン サイモン・キャロウ |
音楽 | アンドリュー・スコット・ベル |
撮影 | ヴィンス・ナイト |
編集 |
ダン・アレン リース・フレイク=ウォーターフィールド |
製作会社 |
Jagged Edge Productions ITN distribution inc. |
配給 |
Altitude Film Distribution アルバトロス・フィルム |
公開 |
2024年3月26日[1] 2024年8月9日 |
上映時間 | 93分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
製作費 | $1,000,000 |
興行収入 | $730,160[2] |
前作 | プー あくまのくまさん |
次作 | Winnie-the-Pooh: Blood and Honey 3 |
『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』(原題:Winnie-the-Pooh: Blood and Honey 2)は、2024年に制作されたイギリスのアトラクション・ホラー映画。R15+指定。
キャッチコピーは「さあ、みんなでしゅっぱつだ!」。
概要
パブリックドメインとなった児童小説のホラー企画である、ザ・ツイステッド・チャイルドフッド・ユニバース(総称:プーニバース)プロジェクトの2作目であり、『プー あくまのくまさん』の続編[3][4]。
2024年1月にパブリックドメイン化されたティガーとオウルが加わったほか、『グッバイ・クリストファー・ロビン』にも登場するクリストファーの弟ビリー・ムーンが登場し、呪われたプー出生の秘密に迫る一作となっている[5]。
クリストファー・ロビン役がニコライ・レオンからスコット・チェンバースに交代。また、本作の重要人物となる誘拐犯・キャヴンディッシュをサイモン・キャロウが担当した。
あらすじ
見るからに恐ろしく豹変したプーの惨劇を生き延びたクリストファー・ロビンは、少年時代を過ごした町アッシュダウンに舞い戻り、トラウマに苦しみながら治療を続けていた。しかし町の住人の多くはロビンを犯人だと疑っていた。ロビンが呪われたプーの秘密を解き明かす一方で、森の奥深くに潜んでいたプーと邪悪な仲間たちは、さらなる餌食を求めてアッシュダウンの町に襲いかかる…
キャスト
※括弧内は日本語吹替
- クリストファー・ロビン
- 演 - スコット・チェンバース(鈴木崚汰)
- レクシー
- 演 - タルーラ・エヴァンズ
- プー
- 演 - ライアン・オリバー(かぬか光明)
- ティガー
- 演 - ルイス・サンテール(阿部竜一)
- ピグレット
- 演 - エディー・マッケンジー(相馬康一)
- オウル
- 演 - マーカス・マッセイ(藤井雄太)
- 幼い頃のプー
- 演 - ピーター・デソウザ=フェイオニー
- キャヴンディッシュ
- 演 - サイモン・キャロウ(相馬康一)
- アラン・ロビン
- 演 - アレック・ニューマン
- バニー・ロビン
- 演 - テア・エヴァンス
- ダフネ・ロビン
- 演 - ニコラ・ライト
- メアリー・ダーリング
- 演 - テリーサ・バーナム
公開
北米では、2024年3月26日から3日間限定で劇場公開された。日本では2024年8月9日より劇場公開。
評価
映画評論サイトのRotten Tomatoesによると、記録的な低評価だった前作とは違い、今作では100%の批評家スコアを獲得したと報じられた[6][7]。
ウォーターフィールド監督は、ホラー映画情報サイト「cowai」との単独インタビューの中で、予算が前作の予算2万ポンド(約370万円)から一気に30万ポンド(約5,500万円)になったことについて、「その多くを特殊メイクに使いました。やっぱりホラー・ファンが期待するのは「どれだけ人が死ぬか」「どれだけ血が出るか」、そして「クリーチャーのデザイン」だと思うので。」と明かした。その上で、「ティガーが倉庫で人を殺すシーンなんて、二日間の撮影で10人を殺さなきゃいけなかった(笑)。血が噴き出たり、内臓がはみ出たりとか、そういう特殊メイクを次から次へ作って、ひたすら撮らなきゃいけない。死に物狂いだったけど、それだけのやった価値はあったかな。パーティーのシーンはもっと大変だったけどね。」と撮影が過酷だったことについても語られている。
後年公開される『シン・デレラ』の字幕監修を手掛ける"人喰いツイッタラー"こと人間食べ食べカエルでは「だいぶ予算が増えたらしい。前作と比べ物にならないくらい鮮血と臓物が飛び散る!お金はゴアに全注ぎ!これが正しい使い道!!死者数だけなら今年圧勝!超進化したド級の惨劇を目に焼き付けよう!!」など、ホラー界を中心に多数の著名人が本作に対する批評を頂いている。
映像ソフト
2024年12月4日にアルバトロスよりBlu-ray並びにDVDが発売された。前作に続いて日本語吹替版が収録されており、プー役のかぬか光明、ピグレット役の相馬康一は前作から続投し、相馬は本作では誘拐犯役サイモン・キャロウの吹替を兼務した。ほか、ティガー役に阿部竜一、オウル役に藤井雄太が起用された。
脚注
- ^ Squires, John (2024年2月29日). “Winnie the Pooh: Blood and Honey II Coming to Theaters in March from Fathom Events”. Bloody Disgusting. 29 February 2024時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月1日閲覧。
- ^ Winnie-the-Pooh: Blood and Honey 2 - Box Office Mojo
- ^ “「プー あくまのくまさん」続編、今夏全国公開! プーと新たに加わった凶悪な仲間たちが襲撃”. 映画.com. (2024年4月27日) 2024年5月17日閲覧。
- ^ “プーの恐怖再び…「あくまのくまさん」続編が今夏公開、副題に“じゃあくななかまたち””. 映画ナタリー. (2024年4月27日) 2024年5月17日閲覧。
- ^ 市川遥 (2024年2月6日). “『プー あくまのくまさん』続編、予告編が公開!殺人ティガーが参戦”. シネマトゥデイ. 2024年5月20日閲覧。
- ^ 中谷直登 (2023年3月16日). “殺人鬼『くまのプーさん』ホラー映画、米Rotten Tomatoesで4%スコアを叩き出す”. THE RIVER. 2024年5月22日閲覧。
- ^ “『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』2024年夏公開決定 ─ 殺人鬼プーさん続編、ティガーも参戦でまさかの高評価”. THE RIVER (2024年4月30日). 2024年5月22日閲覧。