ベアトリス・デ・スアビア
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ベアトリス・デ・スアビア Beatriz de Suabia | |
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カスティーリャ王妃 | |
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在位 |
カスティーリャ王妃:1219/20年 - 1235年 レオン王妃:1230年 - 1235年 |
出生 |
1203年 神聖ローマ帝国、ニュルンベルク |
死去 |
1235年 カスティーリャ王国、トーロ |
埋葬 | カスティーリャ王国、セビリア大聖堂 |
結婚 | 1219年11月30日 ブルゴス大聖堂 |
配偶者 | カスティーリャ=レオン王フェルナンド3世 |
子女 | 本文参照 |
家名 | ホーエンシュタウフェン家 |
父親 | 神聖ローマ皇帝フィリップ |
母親 | イレーネー・アンゲリナ |
宗教 | ローマ・カトリック |
ベアトリス・デ・スアビア (Beatriz de Suabia, 1203年 - 1235年)は、カスティーリャ=レオン王フェルナンド3世の最初の王妃。ドイツ語名はエリーザベト(またはベアトリクス)・フォン・ホーエンシュタウフェン(またはシュヴァーベン)(Elisabeth (Beatrix) von Hohenstaufen (Schwaben))。スアビアとはシュヴァーベンのこと。
生涯
[編集]シュヴァーベン公及び神聖ローマ皇帝フィリップと、東ローマ帝国の皇女イレーネー・アンゲリナ(イサキオス2世アンゲロスの娘)の四女として生まれる。姉ベアトリスは神聖ローマ皇帝オットー4世の皇后。
父の死後、従兄にあたるシチリア王フェデリーコ(後の神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世)の庇護を頼り、カスティーリャ=レオン王フェルナンド3世との結婚が取り決められた。2人は1219年にブルゴス大聖堂で結婚した。
2人の間には10人の子が生まれた。
- アルフォンソ10世(1221年 - 1284年)
- ファドリケ(1223年 - 1277年)
- フェルナンド(1225年 - 1243年/1248年)
- レオノール(1227年 - ?)
- ベレンゲラ(1228年 - 1288年/1289年)
- エンリケ(1230年 - 1304年)
- フェリペ(1231年 - 1274年)
- サンチョ(1233年 - 1261年)
- マヌエル(1234年 - 1283年) - アルフォンソ11世の摂政フアン・マヌエルの父。
- マリア(1235年)
ベアトリスは、ブルゴスのサンタ・マリア・デ・ラス・ウエルガス王立修道院内の王家霊廟にてエンリケ1世の棺の隣に葬られたが、後に息子アルフォンソ10世によって、セビーリャの夫の棺の隣に移された。
参考文献
[編集]- Arch and Garay, Ricardo (1954). Jerónimo Zurita Institute. National Research Council .. ed. Graves of the royal house of Castile. Madrid.
- Elorza, Juan C.; Lourdes Vaquero, Belen Castillo, Martha Black (1990). Castilla y Leon. Ministry of Culture and Social Welfare. ed. Pantheon Real de las Huelgas de Burgos. The tombs of the kings of León and Castile (2nd edition). Editorial Evergráficas SA. ISBN 84-241-9999-5 .
- Gomez Moreno, Manuel . Diego Velazquez Institute. National Research Council .. ed.'s Pantheon Royal Huelgas de Burgos. Madrid.