ベアトリス・フィン
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ベアトリス・フィン | |
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ベアトリス・フィン (2016年5月、ジュネーブにて) | |
生誕 |
1982年11月7日(41歳)[1] スウェーデン・ヨーテボリ[1] |
国籍 | スウェーデン |
出身校 |
ストックホルム大学 ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン |
子供 | 2人[2] |
ベアトリス・フィン(スウェーデン語: Beatrice Fihn、1982年11月2日 - )は、スウェーデンの平和運動家。
ヨーテボリ生まれ[1]。同世代の移民や難民と接するなかで、国際情勢に関心を持つようになり[2]、ストックホルム大学で国際関係を専攻、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンで国際法の修士号を取得した。2009年にジュネーブの非政府組織(NGO)婦人国際平和自由連盟にてインターンシップに参加。2010年、前述の婦人国際平和自由連盟に人権活動家として入職し[3]、軍縮問題を担当した[1]。2014年、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)に移籍し、事務局長を務める[1]。
ICANの2017年ノーベル平和賞受賞を受け、同年12月10日授賞式で演説。2018年1月12日-18日初訪日し、長崎大学核兵器廃絶研究センター主催のシンポジウムでの基調講演[1][4]、長崎原爆資料館での長崎市長田上富久との会談[5]、広島平和記念資料館訪問、被爆者との会談[2]、与野党の国会議員との討論集会出席[6]、創価学会本部訪問[7]などをおこなった。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f “【社会】被爆者尽力で核禁止条約生まれた ICANフィンさん、長崎で感謝の講演”. 『東京新聞』 (2018年1月14日). 2018年1月15日閲覧。
- ^ a b c “WEB特集 ノーベル平和賞 ICAN事務局長が見た「核と日本」”. 日本放送協会 (2018年1月22日). 2018年1月30日閲覧。
- ^ “ノーベル平和賞 ICAN事務局長「被爆者全員の平和賞」”. 『毎日新聞』 (2017年10月7日). 2018年1月15日閲覧。
- ^ “ノーベル平和賞受賞記念特別市民セミナー「核兵器禁止条約をどう活かすか~ナガサキからのメッセージ~」”. 長崎大学. 2018年1月15日閲覧。
- ^ “ノーベル平和賞 ICAN事務局長が長崎訪問”. 『毎日新聞』 (2018年1月12日). 2018年1月30日閲覧。
- ^ “核兵器禁止条約 国会で議論を ICANのフィン事務局長、国会議員と討論集会 /広島”. 『毎日新聞』 (2018年1月23日). 2018年1月30日閲覧。
- ^ “ICANの事務局長が総本部を訪問”. 創価学会 (2018年1月18日). 2018年1月30日閲覧。