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ベアボウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ベアボウ(裸弓)は、照準器などの補助装置を使わず原形に近い簡素なによる種目[1]アーチェリーの中でも特に射手の技術と集中力が試される競技種目。同じアーチェリーの種目であるリカーブとの違いは、補助器具の有無である[1]。 リカーブでは、サイトなどの補助器具があるがベアボウにはない。そのため、引いたの先端を照準にする。 上記以外は、基本的にリカーブと同様である。

名前の由来

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ベアボウを英訳すると、「bare bow」 bareは「裸の、剥き出しの」という意味で、補助器具がないため、日本語では裸弓とも呼ばれる[2]

一部サイトでは、クマ狩りで使われたから「bear bow」と、書かれているが間違いである。

ベアボウ専用の道具

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  • ベアボウタブ
通常のタブとは違い、タブに切れ目がない[注 1]
  • ウェイト[注 2](ベアボウ用)

普通、一般的にウェイトはスタビライザーやサイドロッドに取り付けるが、場合によって本体に取り付ける場合がある。

ベアボウの歴史

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1960年代になる前は、サイト、クリッカーなどの補助器具が存在しないため、リカーブやベアボウといった種目が分けられておらず、"アーチェリー"で一括りされていた。そのため、ベアボウという種目が誕生したのは、1970年代である。 その後、世界大会種目追加、オリンピック種目追加を得て、アーチェリーの一般的種目になった。

脚注

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出典・外部リンク

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  1. ^ a b 公益社団法人全日本アーチェリー連盟”. 公益社団法人全日本アーチェリー連盟 ALL JAPAN ARCHERY FEDERATION. 2024年12月12日閲覧。
  2. ^ オリンピック競技のアーチェリーで使われる用語と英語表現の比較| Kimini英会話”. kimini.online (2024年9月10日). 2024年11月26日閲覧。

注釈

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  1. ^ 切れ目がないのは、リカーブと違い、矢を人差し指と中指に挟む必要がないからである。
  2. ^ ホイット社のハンドル製品で、他社にはない独自システムになっている。