ベイビー・アイ・ラブ・ユー (ザ・ロネッツの曲)
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「ベイビー・アイ・ラブ・ユー」 | ||||||||
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ザ・ロネッツ の シングル | ||||||||
初出アルバム『Presenting the Fabulous Ronettes Featuring Veronica』 | ||||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
録音 | ロサンゼルス、ゴールド・スター・スタジオ | |||||||
ジャンル | ポップ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | フィレス・レコード | |||||||
作詞・作曲 | フィル・スペクター、ジェフ・バリー、エリー・グリニッチ | |||||||
プロデュース | フィル・スペクター | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ザ・ロネッツ シングル 年表 | ||||||||
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「ベイビー・アイ・ラブ・ユー」(Baby, I Love You)は、ザ・ロネッツが1963年に発表した楽曲。作詞作曲はフィル・スペクター、ジェフ・バリー、エリー・グリニッチ。
概要
[編集]ロネッツは1963年、コルピックス・レコードからフィル・スペクターのフィレス・レコードに移籍。同年8月にフィレス・レコードから最初にリリースした「ビー・マイ・ベイビー」(1963年8月発売)がビルボード・Hot 100の2位を記録し、一躍スターダムにのし上がる。グループはラジオパーソナリティのディック・クラークのツアー「Caravan of Stars」に同行し、全米を回ることとなった。
ところがフィル・スペクターは第2弾シングルの「ベイビー・アイ・ラブ・ユー」をレコーディングするため、リード・シンガーのヴェロニカ・ベネット(ロニー・スペクター)をカリフォルニアにつなぎとめた。ツアーのヴェロニカの代役はいとこのエレインが務めた。
録音はロサンゼルスのゴールド・スター・スタジオで行われた。バッキング・ボーカルにはダーレン・ラヴとシェールが参加したと言われている[2]。ピアノはレオン・ラッセルが弾いた。
1963年12月にシングルA面として発売され[1]、ビルボード・Hot 100で24位、R&Bチャートで6位を記録した。1964年に入るとロネッツはイギリスに渡り、ローリング・ストーンズのツアーのオープニング・アクトを務めた。その影響もあり、全英シングルチャートでは11位を記録した。
カバー・バージョン
[編集]- アンディ・キム - 1969年のシングル。全米9位を記録。
- デイヴ・エドモンズ - 1972年のシングル。イギリスで8位を記録。
- ジェシカ・ジョーンズ - 1972年のアルバム『Sunday Monday Tuesday』に収録。
- シェール - 1974年のシングル「A Woman's Story」のB面。
- テリー・リード - 1979年のアルバム『Rogue Waves』に収録。
- ラモーンズ - 1980年のアルバム『エンド・オブ・ザ・センチュリー』に収録。シングルとしてもリリースされ、イギリスで8位を記録[3]。
- リンダ・ロンシュタット - 1996年のアルバム『Dedicated to the One I Love』に収録。
脚注
[編集]- ^ a b 45cat - The Ronettes - Baby, I Love You / Miss Joan And Mr. Sam - Philles - USA - 118
- ^ Spector, Ronnie (2004). Be My Baby: How I Survived Mascara, Miniskirts, and Madness, or My Life As a Fabulous Ronette. New York: New American Library. p. 72. ISBN 0-451-41153-6
- ^ RAMONES songs and albums | full Official Chart history