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ベターポーヅ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ベターポーヅ(Better Pause(Pose))とは、かつて日本に存在した劇団。通称「ベタポ」

概要

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西島明が早稲田大学2年生の時に演劇ユニット「三軒茶家」を立ち上げ、1993年に三軒茶家からベターポーヅが独立[1]。同年、主宰の西島明を中心に「御大切」(東京荻窪 アールコリン)で旗揚げ[1]。劇団名の「ベターポーヅ」には、「よりよい間(pause)、よりよい恰好(pose)」という意味がある。2007年に「4人の美容師見習い」をもって解散した。

主なメンバー

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  • 西島明(主宰。作・演出も担当)[1]
  • 渡辺道子[1]
  • 猿飛佐助[1]
  • 阿部光代[1]
  • 加藤直美[1]
  • 松浦和香子(現・松浦羽伽子)
  • 山崎和如[1][注釈 1]
  • 大日向美名子
  • 吉原朱美(2002年加入)[1]

主な公演

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  • 「御大切」(1993年)
  • 「科学を玩ぶ女」(1993年)
  • 「ゆうとろどき」(1994年)
  • 「いのちのキッチュ」(1994年)
  • 「特性のない男の編物」 (1995年)
  • 「GREAT ZEBRA IN THE DARK」(1995年)
  • 「いのちのキッチュ」(再演)(1996年)
  • 「しみひとつない」(1996年)[1]
  • 「御大切」(再演)(1997年)
  • 「ボインについて、私が知っている二、三の事柄」(1998年)
  • 「カエルとムームー」(1998年)
  • 「GREAT ZEBRA IN THE DARK '98」(「GREAT ZEBRA IN THE DARK」の再演)(1998年)[2]
  • 「オトメチック・ルネッサンス」(1998年)
  • 「おやつの季節」(1999年)
  • 「別冊オトメチックルネッサンス 接吻は愛の速記術」(1999年)
  • 「特性のない男の編物」(再演。初の大阪公演)(2000年)
  • 「ノイローゼ・ダンシング」(2000年)
  • 「別冊オトメチックルネッサンス 雲の絶間姫」 (2001年)
  • 「ベタポ・ガラ」(2001年)
  • 「並PLAY」(2002年、2回目の大阪公演)
  • 「ベターなジーザス『別冊オトメチックルネッサンス ~オー・マイ・ジーザス~』」(HIGHLEG JESUSとのコラボ企画)(2002年)
  • 「ビール樽が熊の毛皮を着込んで火薬で心臓をふくらませています」(2003年)
  • 「おやや ヒューマンスヰッチ」(2003年)
  • 「ちぎれるほど愛して」(2004年)
  • 「しみひとつない」(再演)(2005年 新宿シアター/トップス)[1]
  • 「Handsome Union Act.1『初々しくエロやかに』」(プロデュース公演)(2005年 新宿シアター/トップス)[1]
  • 「4人の美容師見習い」(2007年)

脚注

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注釈

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  1. ^ 堤幸彦の舞台の常連でもあった[1]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 悲劇喜劇(早川書房)2005年6月号 p.59-61「大人の知らない若い劇団ガイド ベターポーヅ」
  2. ^ テアトロ 1998年12月号 p.52 - 54