ベッキー・チェンバーズ
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ベッキー・チェンバーズ(Becky Chambers、1985年 - )[1]は、アメリカのSF作家である。代表作は、2019年のヒューゴー賞 シリーズ部門を受賞した〈ウェイフェアラー〉シリーズ。
経歴
[編集]劇場経営者・フリーライターとして活動していた2014年、キックスターターで執筆資金を集めた第一長編『銀河核へ』(en:The Long Way to a Small, Angry Planet)を個人出版する[2]。同長編はのちに大幅改稿のうえHodder & Stoughton社から商業出版された[3]。2016年、続編となる長編A Closed and Common Orbitを刊行。2018年、シリーズ第三作となる長編Record of a Spaceborn Fewを刊行。
このシリーズは2019年にヒューゴー賞シリーズ部門を受賞した。
人物
[編集]1985年南カリフォルニア生まれ、ロサンゼルス郊外で育つ[1]。サンフランシスコ大学で演劇を学んだ。アイスランドとスコットランドに住んだのちカリフォルニアに戻り、現在は妻と一緒に暮らしている[4][1]。
書誌
[編集]- The Long Way to a Small, Angry Planet (2014) - アーサー・C・クラーク賞、キッチーズ賞新人部門候補 ISBN 978-0062444134
- A Closed and Common Orbit (2016) - 2017年ヒューゴー賞 長編小説部門候補 ISBN 978-0062569400
- Record of a Spaceborn Few (2018) - 2019年ヒューゴー賞 長編小説部門候補 ISBN 978-0062699220
- To Be Taught, If Fortunate (2019) - ISBN 978-1473697164
脚注
[編集]- ^ a b c “Becky Chambers: To Be Spaceborn”. Locus Magazine (December 17, 2018). December 31, 2018閲覧。
- ^ “The Long Way to a Small, Angry Planet”. Kickstarter. May 31, 2018閲覧。
- ^ Liptak, Andrew (September 12, 2015). “The Long Way To A Small Angry Planet Is This Year’s Most Delightful Space Opera”. Io9. July 19, 2018閲覧。
- ^ “Becky Chambers”. HarperCollins May 30, 2018閲覧。