ベブ・デオム
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ベブ・デオム Beb-Deum | |
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本名 |
ベルトラン・ドゥメ Bertland Demay |
生誕 |
1960年6月26日(64歳) フランス・フォントネー=スー=ボワ |
国籍 | フランス |
職業 | 漫画家、イラストレーター |
活動期間 | 1983年 - |
ジャンル | SF |
代表作 | 『新世紀ドミノ』 |
公式サイト | https://www.beb-deum.com |
ベブ・デオム(Beb-Deum、1960年6月26日 - )は、フランスのデジタルアート作家(コンピューターで作り出す現代アートのクリエーター)、イラストレーターであり、過去には講談社「モーニング」にて連載経験のあるバンド・デシネ作家(漫画家)でもある。
概要
[編集]1976年、16歳でパリに渡り、デュペレ応用美術学校の漫画コースに入学。卒業後、漫画雑誌「メタル・ユルラン」(Métal Hurlant)でバンド・デシネ作家としてデビュー。1987年に短編集『アルバム』、1989年に長編作品『ビューロクラティカ』をユマノイド・アソシエ社より発表する。この頃から彼はイラストレーターとしても活躍しており、雑誌や広告などのイラストを数多く手掛けている[1]。1996年には、講談社の漫画雑誌「モーニング」にて、『新世紀ドミノ』を連載している[2]。
また彼は、バンド・デシネ作家の中ではいち早く、コンピューターによる作画を行った作家としても知られている。
画風
[編集]彼の絵は、1930年代のイタリア漫画や日本漫画の影響を受けており、艶のある写実的なスタイルが特徴である。
作品
[編集]漫画
[編集]- アルバム(L'Album、1987年)
- ビューロクラティカ(Bürocratika、1989年)
- 異邦人の国(Région Etrangère、ジャン=ピエール・ディオネ原作、1989年)
- 我が人生はスミレの束(Ma Vie est un Bouquet de Violettes、ジャン=ピエール・ディオネ原作、1992年)
- 新世紀ドミノ(仏題:La Théorie des Dominos、1996年)※講談社「モーニング」にて連載
画集
[編集]- 波出でて、影へと至る(Surgir de l'Onde, Entrer dans l'Ombre、1993年)
- ふくれっ面の賞賛(Éloge de la Moue、1999年)
- E-Dad(2000年)
- PK12(2003年)
- フェイス・ボックス(Face Box、2008年)
日本での出版
[編集]- 『新世紀ドミノ』(長谷川たかこ訳、講談社、1996年)※絶版
脚注
[編集]- ^ ベブ・デオムは過去に、メタル・ユルランのカバーイラストをいくつか手掛けており、フランスの新聞紙リベラシオンにもイラストを掲載していたことがある。
- ^ 『はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド』152ページ。
参考文献
[編集]- 『はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド』(玄光社、2013年)