ベラ・ヒースコート
ベラ・ヒースコート Bella Heathcote | |
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2015年、サンディエゴ・コミコン・インターナショナルにて | |
本名 | Isabella Heathcote |
生年月日 | 1987年5月27日(37歳) |
出生地 |
オーストラリア ビクトリア州メルボルン[1] |
国籍 | オーストラリア |
職業 | 女優 |
ジャンル |
映画 テレビドラマ |
活動期間 | 2008年–現在 |
配偶者 | リチャード・スタンプトン (m,2019) |
主な作品 | |
映画 『ダーク・シャドウ』 『高慢と偏見とゾンビ』 『ネオン・デーモン』 『フィフティ・シェイズ・ダーカー』 『ワンダー・ウーマンとマーストン教授の秘密』 『レリック -遺物-』 テレビドラマ 『高い城の男』 |
イザベラ・“ベラ”・ヒースコート (Isabella "Bella" Heathcote,1987年5月27日 - ) は、オーストラリアの女優、モデル。2008年に活動を開始した。翌2009年のソープオペラ『ネイバーズ』の準レギュラーであるアマンダ・ファウラー役で知られる。
ティム・バートン監督の映画『ダーク・シャドウ』でガヴァネスのヴィクトリア・ウィンターズ役、『高慢と偏見とゾンビ』でジェーン・ベネット役、『ネオン・デーモン』でモデルのジジ役、ディストピアの歴史スリラー連続ドラマ『高い城の男』でニコール・ドーマー役、『フィフティ・シェイズ・ダーカー』でクリスチャン・グレイの元従属者でストーカーのレイラ・ウィリアムズ役、『ワンダー・ウーマンとマーストン教授の秘密』でオリーヴ・バーン役を演じている。
生い立ち
[編集]1987年、オーストラリアのメルボルンにて弁護士の父親のもとに生まれた[2]。コロワ・アングリカン・ガールズ・スクールに通学した。2008年にキャリアを開始し、2010年5月、オーストラリアの有望な若手俳優を表彰するヒース・レジャー・スカラシップを受賞した[3]。
来歴
[編集]2010年12月、デイヴィッド・チェイスの長編監督デビュー作『Not Fade Away』へ配役された[4]。2011年2月にはティム・バートンによる『ダーク・シャドウ』の映画化でヴィクトリア・ウィンターズ役およびジョゼット・デュプレ役に指名され、ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーターと共演した[5][6][7]。その後、2016年公開のニコラス・ウィンディング・レフン原案監督脚本のスリラー映画『ネオン・デーモン』に配役された[8][9]。
2012年、ハンプトンズ国際映画祭の新人賞10名のうち1人に選出された[10]。翌年、ザ・キラーズの「"Shot at the Night"」のミュージック・ビデオにマックス・ミンゲラと共演した[11]。2014年、ルピタ・ニョンゴ、エル・ファニング、エリザベス・オルセンと共にMiu Miuの春夏キャンペーンに参加した[12]。
2017年、映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編『フィフティ・シェイズ・ダーカー』でレイラ・ウィリアムズ役を演じた[13]。連続ドラマ『高い城の男』シーズン2でベルリン生まれの映画製作者ニコール・ドーマー役を演じた[14]。2017年、伝記的映画『ワンダー・ウーマンとマーストン教授の秘密』で心理学者でコミック作家のウィリアム・モールトン・マーストンとエリザベス・ホロウェイ・マーストンの夫妻のパートナーであるオリーヴ・バーン役を演じた[15]。
2018年、CBSオール・アクセスのドラマ『Strange Angel』でスーザン・パーソンズ役を演じた。ジョージ・ペンドルの書籍『Strange Angel: The Otherworldly Life of Rocket Scientist John Whiteside Parsons』のドラマ化であった[16]。2019年11月、2シーズンで打ち切りとなった[17]。オーストラリアの連続ウェブ・ドラマ『Bloom』シーズン2でアン・チャールストン演じるロリス・ウェブの若い頃を演じた[18]。
2020年、インディペンデント映画『レリック -遺物-』でエミリー・モーティマー、ロビン・ネヴィンと共演した。家を破壊する認知症の兆候により取りつかれた祖母、母、娘の三世代の物語である。AGBOフィルム、ルッソ兄弟プロダクション・カンパニー、ジェイク・ジレンホールのプロデュースにより、ナタリア・エリカ・ジェイムスの共同脚本および監督により製作された[19]。2022年、カリン・スローター著の小説『Pieces of Her』のドラマ化で、ネットフリックスのスリラー連続ドラマ『Pieces of Her』でトニ・コレットと共に主演した[20]。
クリス・ハンマー著の『Scrublands』のドラマ化で、ストリーミング・メディアのスタンとテレビ局のナイン・ネットワークの犯罪ドラマ『Scrublands』でルーク・アーノルド、ジェイ・ライアンと共演する。2023年2月、ビクトリア州で製作が開始した[21]。
私生活
[編集]映画監督アンドリュー・ドミニクと婚約していた[22]。
2019年1月、建築家リチャード・スタンプトンと結婚した[23]。
出演作
[編集]公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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2008 | バタフライエフェクト・イン・クライモリ Acolytes |
ペトラ | |
2009 | THE SILENT WAR 戦場の絆 Beneath Hill 60 |
マージョリー | |
2011 | TIME/タイム In Time |
ミシェル | |
2012 | ダーク・シャドウ Dark Shadows |
マギー・エヴァンス/ヴィクトリア・ウィンターズ/ジョゼット・デュプレ | |
Not Fade Away | |||
2014 | Re:LIFE〜リライフ〜 The Rewrite |
カレン・ギャブニー | |
2016, 2018 | 高い城の男 The Man in the High Castle |
ニコル | テレビドラマ |
2016 | 高慢と偏見とゾンビ Pride and Prejudice and Zombies |
ジェーン・ベネット | |
ネオン・デーモン The neon demon |
ジジ | ||
2017 | フィフティ・シェイズ・ダーカー Fifty Shades Darker |
レイラ・ウィリアムズ | |
ワンダー・ウーマンとマーストン教授の秘密 Professor Marston and the Wonder Women |
オリーヴ・バーン | 日本劇場未公開 | |
2020 | レリック -遺物- Relic |
サム | |
2022 | 彼女のかけら Pieces of Her |
アンディ・オリバー | テレビドラマ |
脚注
[編集]- ^ Manelis, Michelle (5 May 2012). “Bella Heathcote admits kissing Johnny Depp but says she never slept with Brad Pitt”. The Sunday Times. 23 May 2012閲覧。
- ^ Kaufman, Amy (6 November 2012). “Young Hollywood: Breaking the news that acting is your calling”. Los Angeles Times 13 November 2012閲覧。
- ^ Mitchell, Peter (2010年5月14日). “Young Aussie stars shining in Hollywood” (英語). Nine News. ninemsn. 2011年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年5月15日閲覧。
- ^ Fleming, Mike (2010年12月14日). “Bella Heathcote Lands 'Twylight Zones'” (英語). Deadline New York. Mail.com Media. 2011年5月15日閲覧。
- ^ Fleming, Mike (2011年2月2日). “Jackie Earle Haley And Bella Heathcoate In 'Dark Shadows' Talks” (英語). Deadline New York. Mail.com Media. 2011年5月15日閲覧。
- ^ Swerdloff, Alexis (20 May 2012). “Bella Heathcote on Her Upcoming Role in Dark Shadows”. Teen Vogue. 6 February 2016閲覧。
- ^ Fleming, Mike (2 February 2011). “Jackie Earle Haley And Bella Heathcoate In 'Dark Shadows' Talks” 21 February 2011閲覧。
- ^ Squires, John (5 February 2015). “Keanu Reeves and Christina Hendricks Grab Hold of Nicolas Refn's Neon Demon”. Dread Central. 6 February 2016閲覧。
- ^ Squires, John (2 February 2011). “Filming Begins on The Neon Demon; Official Plot Synopsis”. Dread Central 21 February 2011閲覧。
- ^ Kilday, Gregg (7 October 2012). “'Silver Linings Playbook' Wins Audience Award at Hamptons Film Fest”. The Hollywood Reporter. 6 February 2016閲覧。
- ^ Coulehan, Erin (27 September 2013). “The Killers Give Lovers a Chance in 'Shot at the Night'”. Rolling Stone. 6 February 2016閲覧。
- ^ Smith, Lauren (10 January 2014). “There's an Olsen in the new Miu Miu ad campaign”. Glamour. 6 February 2016閲覧。
- ^ Kroll, Justin (5 February 2016). “'Fifty Shades Darker' Adds Bella Heathcote as Christian Grey's Ex”. Variety. 5 February 2016閲覧。
- ^ Petski, Denise (6 April 2016). “Bella Heathcote Joins 'Man in the High Castle'; Warren Christie In 'Eyewitness'”. Deadline Hollywood. 26 September 2016閲覧。
- ^ Lincoln, Ross A. (7 October 2016). “Biopic 'Professor Marston & The Wonder Women' Acquired By Sony”. Deadline Hollywood. 8 October 2016閲覧。
- ^ Andreeva, Nellie (13 February 2018). “'Strange Angel': Bella Heathcote Cast As Female Lead in CBS All Access Series”. Deadline Hollywood. 26 April 2018閲覧。
- ^ Petski, Denise (26 November 2019). “'Strange Angel' Canceled By CBS All Access After Two Seasons”. Deadline Hollywood. 30 November 2019閲覧。
- ^ “A berry bad rebirth”. TV Soap (9): 26–28. (27 April 2020).
- ^ McNary, Dave (2 October 2018). “Emily Mortimer, Robyn Nevin, Bella Heathcote to Star in Jake Gyllenhaal-Backed 'Relic'”. Variety. 14 December 2019閲覧。
- ^ Andreeva, Nellie (26 February 2020). “Bella Heathcote To Star In 'Pieces of Her' Netflix Drama Series”. Deadline Hollywood. 26 February 2020閲覧。
- ^ Knox, David (27 February 2023). “Scrublands, new drama underway for Stan”. TV Tonight. 26 February 2023閲覧。
- ^ “Bella Heathcote Is Engaged”. The Hollywood Reporter (20 March 2017). 1 July 2017閲覧。
- ^ “never thought I’d find myself quoting Sound of Music on our one year wedding anniversary”. Instagram (18 January 2020). 2021年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。29 February 2020閲覧。