ベルリンロケット発射場
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ベルリンロケット発射場(独:Raketenflugplatz Berlin)はドイツのベルリン北郊外、テーゲルにかつて存在したロケット発射場。宇宙旅行協会によって建設され、世界初のロケット発射場であった[1]。
概要
[編集]1930年、宇宙旅行協会が液体燃料ロケットの実験と発達のため、弾薬集積場の跡地を政府から借用し、ロケット発射場を作った。
製作されたロケットにはミラク型とレプゾル型が存在し、多くは爆発したが、打ち上げに成功したものもあり、初期のころは約100m、後期には1kmの高度まで達した[2]。
1933年9月30日、この発射場は水道料金の未払いを理由に閉鎖された[1]。
参考文献
[編集]- ^ a b “Raketenflugplatz”. 2009年2月12日閲覧。
- ^ “大ヒットしたSF映画「月世界の女」”. 読売新聞. 2010年2月9日閲覧。