ベンジャミン・フリードマン
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ベンジャミン・モートン・フリードマン(Benjamin Morton Friedman、1944年 - )は、アメリカ合衆国の経済学者。ハーバード大学教授。マクロ経済学、金融論が専門。
略歴
[編集]- 1944年 ケンタッキー州生まれ。
- 1966年 ハーバード大学で学士号(A.B.)を得る。
- 1969年 ハーバード大学で修士号(A.M.)を得る。
- 1970年 マーシャル奨学生としてケンブリッジ大学キングス・カレッジに留学し、M.Sc.(経済・政治)を得る。
- 1971年 ハーバード大学で博士号(Ph.D.)を取得する。
- 1968年 ニューヨーク連邦準備銀行で調査補佐となる。
- 1968年~1969年 ボストン連邦準備銀行でスタッフ・コンサルタントとなる。
- 1969年~1971年 大統領コンサルタントになる。
- 1969年 連邦準備制度理事会の調査統計部門局長補佐となる。
- 1969年~1970年 連邦公開市場委員会理事サブコミッティーのスタッフメンバーとなる。
- 1971年~1972年 モルガン・スタンレー社のエコノミストとなる。
- 1972年~1976年 ハーバード大学助教授となる(教鞭を取り始める)。
- 1976年~1980年 ハーバード大学准教授となる。
- 1980年~1989年 ハーバード大学経済学教授となる。
- 1989年~現在 ハーバード大学でWilliam Joseph Maier Professor of Political Economy教授となる。
- 1991年~1994年 ハーバード大学経済学部長となる。
- 2009年~現在 アメリカ芸術科学アカデミーのフェローとなる。
著書
[編集]- Economic stabilization policy: methods in optimization, North-Holland Pub. Co., 1975.
- Monetary Policy in the United States: Design and Implementation, Association of Reserve City Bankers, 1981.
- Day of reckoning: the consequences of American economic policy under Reagan and after, Random House, 1988.
- 『アメリカ最後の選択――1990年代の経済戦略』、三木谷良一訳、東洋経済新報社, 1989
- The Moral Consequences of Economic Growth, Knopf, 2005.
共著
[編集]- Does debt management matter?, with Jonas Agell and Mats Persson, Clarendon Press, 1992.
編著
[編集]- New challenges to the role of profit, Lexington Books, 1978.
- The changing roles of debt and equity in financing U.S. capital formation, University of Chicago Press, 1982.
- Corporate capital structures in the United States, University of Chicago Press, 1985.
- Financing corporate capital formation, University of Chicago Press, 1986.
- Handbook of monetary economics, 2 vols., co-edited with Frank H. Hahn, North-Holland, 1990.
- Inflation, unemployment, and monetary policy, The MIT Press, 1998.
脚注
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