ベントレー・マリナー・バカラル
ベントレー・マリナー・バカラル | |
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概要 | |
製造国 | イギリス |
販売期間 | 2020年 |
ボディ | |
乗車定員 | 2 |
ボディタイプ | 2ドアコンバーチブル |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 4WD |
パワートレイン | |
エンジン | 6.0L W型12気筒ツインターボ |
最高出力 | 659PS |
最大トルク | 900Nm (91.8kg-m) |
変速機 | 8速DCT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,992mm |
全長 | 5,141mm |
全幅 | 1,988mm |
全高 | 1,742mm |
車両重量 | 2,339kg |
ベントレー・マリナー・バカラル (Bentley Mulliner Bacalar)は2020年に発表された12台限定のオープントップモデルである。
2シーターのベントレーは1930年以来、90年ぶりとなる[1]。
概要
[編集]マリナー・バカラルはベントレーマリナーのコーチビルディング部門で手掛けられる限定生産のモデルで、発表時点で12台全て完売済みである。
搭載するW型12気筒ツインターボエンジンは最高出力659PS、最大トルク900Nmを発生。搭載するアクティブ4WDシステムは後輪駆動を基本としつつ、状況に応じてトルク配分を適切なものへと変更する。
デザインはベントレー・EXP 100 GTからインスピレーションを受けたものであり、ボディパネルはドアハンドルのみコンチネンタルGTと共通である以外は全てバカラル独自のもの。
コックピットで手に触れる部分は全てバカラル専用のもの。センターコンソールにはベントレー・ローテーションディスプレイを装備。エンジンを始動すると回転して表示されるディスプレイには、電話、ナビゲーション、メディアなど、ドライバーの優先する機能を表示できる。
キャビン中心のダッシュボードには、イングランドのイーストアングリアのフェンランドにある湿原、湖、川で発見された5000年以上前の自然の倒木、持続可能な木材である希少なリバーウッドから切り取られたラップアラウンドダッシュボードを採用。また、塗装にはその持続可能な特性のために特別な塗料を選択。顔料に、米産業の副産物であるもみ殻灰を使用することで、もみ殻埋め立て廃棄物を削減する。[2][3]
価格は150万ポンド(約2億2000万円)で、2021年に最初の個体が製造された[4]。