ベンノ・アダム
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ベンノ・アダム Benno Adam | |
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生誕 |
1812年7月15日 バイエルン王国 ミュンヘン |
死没 |
1892年3月8日(79歳没) ドイツ帝国 バイエルン王国 ケールハイム |
ベンノ・アダム(ドイツ語: Benno Rafael Adam, 1812年7月15日 - 1892年3月8日)はドイツの画家である。狩りの風景や、家畜、動物を題材にした絵画を描いた。マックス・ハウスホーファーをはじまりとするバイエルンのキーム湖の周辺で活動した画家たち「Chiemseemaler」の一人でもある。
略歴
[編集]ミュンヘンで生まれた。父親のアルブレヒト・アダムは戦争画や騎馬姿の肖像画を得意とする画家で、弟のフランツ(Franz Adam: 1815–1886)、オイゲン(Eugen Adam: 1817–1880)、ユリウス(Julius Adam: 1821–1874)も画家になった。父親から絵画を学び、父親の版画の仕事を手伝った。1830年代に入って、ミュンヘン美術協会(Kunstverein München)の展覧会に出展し、この頃から家畜や動物の絵を専門とした。後にミュンヘン美術協会の会員になった。狩りの情景や、家畜を描いた。
1934年の夏、イタリア系で街景を得意とする画家、ドメニコ・クアーリョの娘と結婚した。息子のエミール・アダム(Emil Franz Adam: 1843-1924)も動物画家になり、孫のリヒャルト・ベンノ・アダム(Richard Benno Adam : 1873-1937)も画家になった。
作品
[編集]-
アダム家の兄弟 (1848)
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鹿と猟犬(c.1860)
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厩舎で
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犬と子犬
参考文献
[編集]- Hyacinth Holland: Adam, Benno. In: Allgemeine Deutsche Biographie (ADB). Band 45, Duncker & Humblot, Leipzig 1900, S. 688 f.
- Benno Adam. In: Ulrich Thieme, Felix Becker (Hrsg.): Allgemeines Lexikon der Bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart. Begründet von Ulrich Thieme und Felix Becker. Band 1: Aa–Antonio de Miraguel. Wilhelm Engelmann, Leipzig 1907, S. 59 (Textarchiv – Internet Archive).
- Benno Adam. In: Horst Ludwig (Hrsg.): München Maler im 19. Jahrhundert, Band 1, Bruckmann, München 1981, S. 11