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ベース電力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ベース電力(ベースでんりょく)とは、常に稼動しており、昼間・夜間などの区別なく一定量の発電を行っている電力のこと。ベース供給とも言う。国際的にはベースロード電源という用語が定着している。

ベース電力は原子力発電火力発電、水の流れをそのまま使う一般水力発電、地熱発電が発電していることが多い。これに対し、一日のうち特に需要が大きい時間帯には、揚水発電や、小規模でボイラの出力調整が容易な火力発電所などが「ピーク電力」として発電が行われる。ベース電力とピーク電力の中間的な役割を果たす電力は「ミドル電力」といい、主に火力発電がこれを担う[1]

これからの発電で期待できるのは宇宙太陽光発電。発電衛星と受信局の間に送電衛星を中継させることによって、24時間365日発電可能になり、ベース電力として利用されそうである[2]

脚注

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  1. ^ ITenergy研究会 (2012年12月4日). “ベース電源、ミドル電源、ピーク電源”. 日経Xtech. 2020年5月29日閲覧。
  2. ^ 「ドクター伊地智の宇宙ことはじめ」第7回 究極のエコ発電所 宇宙太陽光発電システム”. そらこと (2018年3月14日). 2020年5月29日閲覧。

関連項目

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