ホセ・ムニョース
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ホセ・アントニオ・ムニョース(José Antonio Muñoz、1942年10月7日 - 、ブエノスアイレス)は、アルゼンチンの漫画家、イラストレーター。特にモノクロームの作品がよく知られている。彼のハードボイルド・グラフィックノベル『Alack Sinner』(Carlos Sampayo原作)は、フランク・ミラーの『シン・シティ』の主要な源泉の一つである。
概要
[編集]ムニョースはパン・アメリカン美術学校にてウーゴ・プラットとアルベルト・ブレシアの元に学び、Francisco Solano Lopezのアシスタントとして仕事をした。1972年に、彼はスペイン、続いてイタリアに移り、アルゼンチンの作家カルロス・サンパージョ(Carlos Sampayo)と組んで探偵ものの漫画作品『Alack Sinner』、そのスピンオフ作品である『Joe's Bar』『Sophie』、ビリー・ホリデイの伝記漫画などを制作した。
彼の作風は、シャープな線と明暗の強調(en:chiaroscuro)、そして誇張された、時にグロテスクな人物像によって特徴付けられる。彼の作風は彼の師であるアルベルト・ブレシアのほか、Dave McKean、Warren Pleece、Keith Giffenなどに強い影響を与えている。
受賞
[編集]- 1978年 - アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞(海外作品・リアリスティック部門)
- 1983年 - アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞
- 1994年 - ハーヴィ賞・最優秀海外作品部門
- 2002年 - マックス&モーリッツ賞
- 2007年 - アングレーム国際漫画祭グランプリ
外部リンク
[編集]- Jose Munoz profile on Lambiek Comiclopedia
- "European Hard-Boiled Comics: Alack Sinner, PI from the Darkest Noir" - ウェイバックマシン(2000年1月15日アーカイブ分) - Illustrated overview of the series
- Short bibliography of the Alack Sinner series (French and English editions)
- Large Munoz illustrated bibliography (but sorted by last-reprint dates instead of original years)
- Career-wide selected art samples (French editions)
(Years from artist's signature or original publication, not later reprints)