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ホタルの里 (俵田)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホタルの里 (俵田)
多可町八千代区俵田 (2019年10月)
ホタルの里 (俵田)の位置(兵庫県内)
ホタルの里 (俵田)
「ホタルの里」の位置
所在地
座標 北緯35度00分46.5秒 東経134度53分35.0秒 / 北緯35.012917度 東経134.893056度 / 35.012917; 134.893056座標: 北緯35度00分46.5秒 東経134度53分35.0秒 / 北緯35.012917度 東経134.893056度 / 35.012917; 134.893056
公式サイト ほたるの宿路多可町。
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ホタルの里 (俵田) は、兵庫県多可郡多可町八千代区俵田(たわらだ)にあるホタルの野外観察地である[1]

概要

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多可町八千代区を流れる加古川の支流、野間川沿いは多数のゲンジボタルが生息し、ホタルの保護地域として整備されている。また、「ほたるの宿路」として川沿いには遊歩道も整備されている。例年、ホタルの見頃は5月下旬から6月下旬頃の1ケ月で、夕暮れ暗くなるとゲンジボタルが飛び始める[2]。毎年、6月中旬ごろに鑑賞会が開催されている。鑑賞期間中は臨時で駐車場が整備されるが、混雑するので誘導員の指示に従い駐車する必要がある。2007年 (平成19年) にはホタルの保護活動に対して、兵庫県から第9回「人間サイズのまちづくり賞」まちづくり活動部門で受賞している。周辺は街灯がないので懐中電灯などは必須。ただ、鑑賞マナーとして懐中電灯などの光でほたるを照らさない、カメラなどのフラッシュを使用しない、ホタルを採取しない、大きな音をたてたり、大声を出さない、ごみは捨てないなど地域住民への配慮も必要。

地理

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多可町は兵庫県の中部あたりに位置し、八千代区俵田地区は多可町の南部にある自然豊かな地域。西脇市・加西市・丹波市・朝来市に隣接する山間部で、野間川沿いに兵庫県道143号加美八千代線が通る。標高400メートル前後の山に囲まれた山村で標高は約100メートル。ほたるが生息する野間川は、笠形山(939メートル)を源として八千代区の中央部を南流 して西脇市で一級河川の加古川と合流する。野間川は加古川水系(水系本川延長96キロメートル、支川数130)の一つで加古川の中流域にあたり、年間の降雨水量は約1,500ミリで管理者は兵庫県加東土木事務所である。

沿革

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  • 1990年平成2年)- 野間川にホタルが生息する自然環境を取り戻そうと「八千代町ほたるの宿路の会」が発足。
  • 1993年(平成5年)- 兵庫県ふるさと・水と土保全モデル事業(俵田地区)として、生態保全型俵田水路の土地改良。
  • 2005年(平成17年)- 中町・加美町・八千代町の3町が合併して多可町が発足。旧八千代町域は「八千代区」として設置。
  • 2007年(平成19年)- 「ほたる宿路の会」は、兵庫県第9回「人間サイズのまちづくり賞」まちづくり活動部門で受賞[3]
  • 2020年令和2年) - 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2020年は、八千代区俵田のフロイデン八千代の駐車場と遊歩道が閉鎖、ホタル情報も更新を中止。

近隣のホタル鑑賞スポット

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  • 多可町
    • 中区森本の杉原川・思出川周辺
    • 加美区清水の杉原川周辺
  • 西脇市中畑町の畑谷川周辺
  • 養父市奥米地
  • 加西市(上道山町、上万願寺町、窪田町)
  • 神崎郡神河町の犬見川周辺
  • 美方郡香美町(ハチ北高原)の大谷川周辺

名所・観光スポット

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アクセス

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 八千代区俵田”. 多可町. 2019年10月26日閲覧。
  2. ^ ホタル情報”. 多可町観光交流協会. 2019年10月26日閲覧。
  3. ^ 第9回人間サイズのまちづくり受賞者一覧”. 兵庫県. 2019年10月26日閲覧。

外部リンク

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  1. 西脇市HP”. 2019年10月26日閲覧。
  2. 北はりま田園空間博物館HP”. 2019年10月26日閲覧。
  3. 清水ほたる祭り”. NPO法人北はりま田園空間博物館. 2019年10月26日閲覧。