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ホルトソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホルトソウ
ホルトソウ(Euphorbia lathyris)
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 core eudicots
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : バラ上群 superrosids
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : rosid I / Fabidae
: キントラノオ目 Malpighiales
: トウダイグサ科 Euphorbiaceae
: トウダイグサ属 Euphorbia
: ホルトソウ E. lathyris
学名
Euphorbia lathyris L.
シノニム

Euphorbia lathyrus (lapsus)

和名
ホルトソウ
英名
caper spurge
paper spurge
gopher spurge
gopher plant
mole plant[1]

ホルトソウ(ホルト草、続随子[2]学名: Euphorbia lathyris)は、トウダイグサ属の植物の一種。原産域は南ヨーロッパや北西アフリカから南西アジア中国西部にかけて広がっているが、本来の生息地以外の多くの地域にも拡大し、定着している[1][3][4][5]

リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである[6]

特徴

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ホルトソウの実

二年生植物 (一年生植物になることもある)であり、青緑色の茎は高さ1.5メートルにもなる。葉序は十字対生型をしている。葉は青緑色で披針形をしており、長さ5~15センチメートル、幅は1-2.5センチメートルで葉脈は緑がかった白色をしている。は緑色から黄緑色をしており、直径4ミリメートルで花弁はない。直径1.5センチメートル程の球形の実の中に3つの種子が入っており、種子は緑色から熟れて茶色や灰色になる。[4][5] また、種子や根を含むホルトソウ全体は毒を持ち、触れるとラテックスが分泌され、皮膚炎を起こす。ただし、家畜やヤギがホルトソウを食べると毒素に免疫を持つこともある。 [7]

脚注

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  1. ^ a b "Euphorbia lathyris". Germplasm Resources Information Network (GRIN). Agricultural Research Service (ARS), United States Department of Agriculture (USDA). 2018年1月1日閲覧
  2. ^ 落合直文著・芳賀矢一改修 「ほるとさう」『言泉:日本大辞典』第五巻、大倉書店、1928年、4305頁。
  3. ^ Flora Europaea: Euphorbia lathyris
  4. ^ a b Blamey, M. & Grey-Wilson, C. (1989). Flora of Britain and Northern Europe. ISBN 0-340-40170-2
  5. ^ a b Huxley, A, ed. (1992). New RHS Dictionary of Gardening. ISBN 0-333-47494-5
  6. ^ Linnaeus, Carolus (1753) (ラテン語). Species Plantarum. Holmia[Stockholm]: Laurentius Salvius. p. 457. https://www.biodiversitylibrary.org/page/358476 
  7. ^ Poisonous Plant Information: Caper Spurge Archived 2006-10-20 at the Wayback Machine.

関連項目

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