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ホンダ・Nシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Nシリーズ(エヌシリーズ)は、1967年N360を始祖としている、本田技研工業軽自動車のシリーズである。

概説

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NシリーズのNはNorimono(乗り物)のNであり[1]、「単なる機械ではなく、人が乗るためのもの」という意味が込められており[1]、初代N360から「人が中心」のクルマづくりを目指した軽自動車シリーズである[1]

「人が中心」という根本コンセプトを、ほぼ同義でありながら別の言い方で表現したフレーズとして「とにかくいい生活をつくりたい」というフレーズもホンダは掲げている[1]。これをさらに別の言い方で言うと「クルマがあると、生活が豊かになる。」を実現するための軽自動車である。ここで言う「生活が豊か」というのは具体的には、もっと遠くへ行ける、皆で過ごす機会が増える、ひとりで考えごとをする場所もできる、生活を楽しめる、便利になる 等々のことであり[1]、購入する人々の「人生を変え[1]」ることを目指しており、生活の質を上げ、人々の人生がより幸福になるのに役立つ軽自動車を提供しようとしているシリーズである。

該当車種

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1967年発売。記念すべき第1号にして初代ライフの先代車にしてN-WGNの先々代車。発売から45年後に発売されたN-ONEのモチーフになった車。
2011年発売。「New Next Nippon Norimono」をコンセプトに開発された第2号。後部座席に両側スライドドアを採用。派生車種として荷室のアレンジを加えた「N-BOX+」(2012年発売。ゼスト車いす仕様車の後継ともなる)やスライドドアを持たないロールーフ仕様の「N-BOX SLASH」(2014年発売)も存在する。
2012年発売。ゼストの後継車。N360をモチーフにしている。ハッチバック風のデザインとなっている。
2013年発売。ライフの後継車。同社のステップワゴンと車名をワゴンの名称を共有する。
2018年発売。アクティバン(G/L)およびバモス(+STYLE COOL)/バモスホビオ(+STYLE FUN)の事実上後継車。2代目N-BOXの派生にしてNシリーズ初の軽商用車(全車4ナンバー登録)。

受賞

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関連車種

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N360の後継車にして、N-WGNの先代車。
ライフの派生車にして、ゼストの先代車兼N-ONEの先々代車。
ザッツの後継車にして、N-ONEの先代車。
N-VAN G/Lの先代車。
アクティバンの派生車にして、N-VAN +STYLE COOL/FUNの先代車。

脚注

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  1. ^ a b c d e f Nヒストリー”. ホンダ. 2024年12月2日閲覧。
  2. ^ 2012 グッドデザイン金賞”. 日本デザイン振興会 (2012年). 2024年5月16日閲覧。
  3. ^ 2023 グッドデザイン・ロングライフデザイン賞”. 日本デザイン振興会 (2023年). 2024年6月19日閲覧。

外部リンク

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Hondaの軽自動車Nシリーズ|Honda公式サイト