ホーマー・ダボール賞
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ホーマー・ダボール賞[1] (Homer F. DaBoll Award[2]) は、国際掩蔽観測者協会[1] (International Occultation Timing Association, IOTA) が2007年度より毎年選定している、掩蔽科学分野とIOTAの活動に対する多大な貢献を果たした人物に授与される賞。2022年までに4人の日本人が受賞している[2]。
ホーマー・F・ダボルは、1960年代から1990年に他界するまで掩蔽観測の普及活動に貢献した人物である。1974年にOccultation Newsletterが創刊されると初代編集長となり、1990年に健康上の理由で退くまで16年間に渡ってその職にあった。また「IOTA」というアクロニムを考案したことでも知られる[2]。
過去の受賞者
[編集]- 2022年:吉田二美[3][注 1]
- 2021年:Bob Anderson
- 2020年:Tony Barry
- 2018/2019年:Regional Coordinators for Lunar Occultations(Jan Manek, 相馬充, Dave Gault[2][4]
- 2017年:Regional Coordinators for Asteroidal Occultations(John Talbot, Steve Kerr, Eric Frappa, 早水勉, Brad Timerson)[2]
- 2016年:Derek C. Breit
- 2015年:Gerhard Dangl
- 2014年:Brian Loader
- 2013年:Graham Blow
- 2012年:宮下和久[1]
- 2011年:Scotty Degenhardt
- 2010年:Hristo Pavlov
- 2009年:Steve Preston
- 2008年:Edwin Goffin
- 2007年:Dave Herald
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “宮下さんが「ホーマー・ダボール賞」受賞 星食観測で貢献”. AstroArts (2012年11月9日). 2017年4月26日閲覧。
- ^ a b c d e “IOTA Awards”. International Occultation Timing Association. 2020年1月10日閲覧。
- ^ a b “恒星食観測でプロとアマの連携を確立、吉田二美さんにホーマー・ダボール賞”. AstroArts (2022年8月18日). 2022年8月22日閲覧。
- ^ “相馬さんが星食観測への貢献で「ホーマー・ダボール賞」受賞”. AstroArts (2019年12月6日). 2020年1月10日閲覧。