ボイド時間
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ボイド時間 (ボイドじかん、英: void time) とは西洋占星術に基づいたもので、西洋占星術上の惑星がアスペクト、つまり他の星と意味のある角度(0度,60度,90度,120度,180度)を最後に作ってから、その後、どの惑星ともアスペクトを作らず、次の星座に入るまでの時間のことである。
日本では、石川源晃の著作から、月が一番人間に影響を与えると考えられ、単に「ボイド時間」といったときは月のボイド時間のことを指すことが多く、
「月のボイド時間中は月の効力が弱くなり、普段は抑えられている人間の感情や感覚が過剰に敏感・活発になるとされている。そのため、この時間の会議はやたらと長引いたり決裂したりして、よい結果を残せない。また、この時間中に決断したことや始めたことは、そのときには思ってもみなかったミスがあったり、当初の考えとは全く違う結末になったりすることが多いとされている」
という考え方がある。
しかし、本来の意味でのボイドとは西洋占星術上のすべての惑星に起こることであり、またその意味も、西洋占星術の図表(ホロスコープ)を解釈する上での技法に他ならない。