ボゴスロフ島
表示
ボゴスロフ島 | |
---|---|
全景(1994年、北側から撮影) | |
最高地点 | |
標高 | 492 ft (150 m) [1] |
座標 | 北緯53度55分38秒 西経168度02分04秒 / 北緯53.92722度 西経168.03444度座標: 北緯53度55分38秒 西経168度02分04秒 / 北緯53.92722度 西経168.03444度 [1] |
地形 | |
地質 | |
山の種類 | 海底火山[2] |
火山弧 | アリューシャン弧[2] |
最新の噴火 | 活動中(2017年6月現在) |
登録日 | 1967 |
プロジェクト 山 | |
ボゴスロフ島(英語: Bogoslof Island, アレウト語: Aĝasaaĝux̂[3])とは、アリューシャン列島フォックス諸島を構成する一つの島である。ベーリング海に浮かぶ、標高150メートルの無人の火山島で、海鳥、アザラシやアシカの繁殖地でもあり、シャチも現れる。約9万のキンクロハジロツノメドリ、ウミバト、アカアシミツユビカモメ、カモメ、エトピリカなどの鳥がかつて棲息していた[4]。
噴火史
[編集]島の南西側にある尖った形状の地形(キャッスルロック)は、1796年の噴火時に形成された溶岩ドームである。島はその後も、1796年から1804年、1806年から1823年、1883年から1895年、1906年から1907年、1909年から1910年、1926年から1928年、1992年と、2016年から2017年に噴火を起こしている[5]。2016年から2017年の噴火では、非溶結の火砕流および火砕サージの堆積や、火口の形成によって島の形が変化し、島の面積は噴火前に比べて3倍に増大した[6][7]。
歴史
[編集]1909年にセオドア・ルーズベルト大統領は隣接するファイヤー島のアシカなどに鳥獣保護区として指定した。現在では、アラスカ海洋国立野生生物保護区の一部となっている。
画像
[編集]-
2015年3月19日のボゴスロフ島の衛星写真。
-
2018年4月20日のボゴスロフ島。噴火により地形が大幅に変化している。
脚注
[編集]- ^ a b “Bogoslof Description and Statistics”. Alaska Volcano Observatory. United States Geological Survey. 2009年9月1日閲覧。
- ^ a b "Bogoslof". Global Volcanism Program. Smithsonian Institution. 2009年1月19日閲覧。
- ^ Bergsland, K. (1994). Aleut Dictionary. Fairbanks: Alaska Native Language Center
- ^ “Bogoslof Wilderness”. Wilderness.net. 2013年12月13日閲覧。
- ^ https://avo.alaska.edu/volcanoes/volcinfo.php?volcname=Bogoslof
- ^ “Bogoslof Island: Eruption-caused changes in island morphology”. Alaska Volcano Observatory (2017年2月2日). 2017年2月15日閲覧。
- ^ https://weather.com/news/news/alaska-volcano-island-bogoslof-triples-in-size-after-36-eruptions