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ボニータ (雑誌)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ボニータ』は、秋田書店が発行していた月刊少女漫画雑誌。発売日は発行月の前々月24日。

概要

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1970年代に『月刊プリンセス』(秋田書店)の増刊として発行され、1981年に月刊誌として創刊した[1][2]

『月刊ボニータ』としての創刊号は1981年4月号[1][2]あしべゆうほ長岡良子市東亮子東宮千子などの漫画家が連載作品を掲載した。1996年2月号(1995年12月発売)を最後に休刊した[1][3]。連載作品の一部は、姉妹誌『ミステリーボニータ』に引き継がれた。

最終号にて以下の通り読者宛てに休刊告知があり、およそ15年の歴史の幕が閉じられた。

おしらせ
1981年の春、『ボニータ』は創刊されました。以来、15年にわたり、多くの読者に支えられながら、さまざまな名作・話題作を送り出してきました。しかし、諸般の事情により、今月号をもちまして休刊することになりました。長い間、ご愛読ありがとうございました。

— ボニータ編集部 ( 月刊ボニータ 1996年2月号(平成8年2月1日発行)p.561より)

なお、専用の単行本レーベルとして「ボニータコミックス」があり、現在は『ミステリーボニータ』の単行本レーベルとして存続している。

主な掲載作品

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関連誌

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『ボニータ』を本誌とした派生誌として多数の増刊誌・姉妹誌が登場しており、1980年代には『プリンセス』系と双璧をなす秋田書店の少女漫画誌で二大潮流を形成していた。

  • デラックスボニータ - 1982年6月に創刊[4]。創刊当初は季刊。大人の女性向けの作品を中心に掲載。後に休刊。
  • ボニータイブ - 1983年4月8日発売の5月号で創刊[5]。月刊。発売日は毎月8日(後に毎月16日に変更)。大人の女性を対象としたレディースコミック誌で、内村月子長浜幸子らの漫画家が活躍。1992年に休刊[5]
  • レッツボニータ - 1983年に創刊[6]。後に休刊[6]
  • キャンドル - 1985年10月に創刊[7]。年6回刊。1989年休刊。
  • ミステリーボニータ - 1988年5月に創刊。現在も刊行中。
    • ミステリーボニータスペシャル - 1995年に創刊[8]。『ミステリーボニータ』の増刊、『ミステリーエクスプレス』の後継誌[8]。後に休刊。
    • ミステリーボニータデラックス - 1999年6月に創刊[9]。2000年4月まで刊行後、『ボニータキューブ(ボニータCUBE)』としてリニューアルされ2000年7月7日創刊。偶数月8日発売。2001年5月8日休刊。
  • 不思議ミステリー - 1991年に創刊[10]。『ボニータ』の増刊、『ミステリーエクスプレス』の前身誌[10]。1992年に休刊[10]
  • ミステリーエクスプレス - 1992年に創刊[11]。『ボニータ』の増刊、『不思議ミステリー』の後継誌、『ミステリーボニータスペシャル』の前身誌[11]。1994年に休刊[11]
  • 別冊ボニータ - 詳細不明。

脚注

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参考文献

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  • 野村洋史 編『月刊ボニータ 4月創刊号』第1巻、第1号、秋田書店、1-512頁、1981年4月1日。 1981年2月21日発売,昭和56年2月3日国鉄首都特別扱承認雑誌第5448号,通巻の記載は無し,定価350円。
  • 野村和正 編『月刊ボニータ 2月号』第16巻、第2号、秋田書店、1-562頁、1996年2月1日。  ※昭和56年5月2日第3種郵便物認可,目次に「No.179」と明記,定価460(税込)。