ボブ・ディランの頭のなか
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(ボブ・ディランの頭の中から転送)
ボブ・ディランの頭のなか | |
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Masked and Anonymous | |
監督 | ラリー・チャールズ |
脚本 |
ボブ・ディラン ラリー・チャールズ |
製作 |
ジェフ・ローゼン ナイジェル・シンクレア |
製作総指揮 |
マリー・カンティン ジョゼフ・ニュートン・コーエン ウラジミール・ドスタル ガイ・イースト アナトリー・フラディス ピエトロ・スカリア デヴィッド・M・トンプソン |
出演者 | ボブ・ディラン |
音楽 | ボブ・ディラン |
撮影 | ロジェ・ストファーズ |
編集 | ピエトロ・スカリア |
製作会社 | BBCフィルムズ |
配給 |
ソニー・ピクチャーズ クラシックス ザナドゥー |
公開 |
2003年7月24日 2005年7月23日 |
上映時間 | 106分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 イギリス |
言語 | 英語 |
興行収入 | $533,569[1] |
『ボブ・ディランの頭のなか』(原題:Masked and Anonymous)は、2003年制作のアメリカ合衆国・イギリスの映画。
俳優、文筆家、画家など様々な顔を持つフォークの神様ボブ・ディランが自身の監督作『レナルド&クララ』以来26年ぶりに主演した映画で、近未来の内戦が続くある国を舞台に、刑務所から釈放されカムバックを目指す一人のミュージシャンが政変の渦に巻き込まれていく姿を描く。ディランは自ら脚本と音楽も手がけ、印象的なシーンでは自身の楽曲が使用されているほか、ライブシーンでは当時のバンドメンバーと共に実際に演奏している。ラリー・チャールズの初監督映画。
あらすじ
[編集]近未来。内戦が続き混乱する某国。投獄されていたミュージシャンのジャック・フェイトが刑務所から釈放された。かつてのマネージャー、アンクル・スウィートハートとニナ・ヴェロニカが企画するチャリティーコンサートに出演するため、釈放が認められたのだ。
会場に来たジャックはバンドメンバーとリハーサルを重ね、コンサートの準備を整えるが、その頃、国を揺るがす大事件が起こる。大統領が死去し、彼の息子エドムンドが新しい大統領に就任したのだ。
エドムンドは軍隊を派遣し、コンサートを弾圧、会場は混乱をきたす。ジャックはこの国に歌で平和をもたらそうとする。
キャスト
[編集]- ジャック・フェイト:ボブ・ディラン
- トム・フレンド:ジェフ・ブリッジス
- ペイガン・レース:ペネロペ・クルス
- アンクル・スウィートハート:ジョン・グッドマン
- ニナ・ヴェロニカ:ジェシカ・ラング
- ボビー・キューピッド:ルーク・ウィルソン
- 未亡人:アンジェラ・バセット
- エドガー:スティーヴン・バウアー
- 編集者:ブルース・ダーン
- オスカー・ヴォーグル:エド・ハリス
- 大統領:リチャード・C・サラフィアン
- エドムンド:ミッキー・ローク
- 動物の世話係:ヴァル・キルマー
- クルー#1:クリスチャン・スレーター
- クルー#2:クリス・ペン
- ルシウス:ロバート・ウィズダム
- 事務員:トレイシー・ウォルター
- 武器を持った男:レジー・リー
- チーチ・マリン
- ジョヴァンニ・リビシ
- スーザン・ティレル
- フレッド・ウォード
- マイケル・ポール・チャン
- アレックス・デザー
評価
[編集]レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは82件のレビューで支持率は24%、平均点は4.20/10となった[2]。Metacriticでは28件のレビューを基に加重平均値が32/100となった[3]。
サウンドトラック
[編集]→詳細は「マスクト・アンド・アノニマス」を参照
脚注
[編集]- ^ Masked and Anonymous (2003) - Box Office Mojo
- ^ "Masked and Anonymous". Rotten Tomatoes (英語). Fandango Media. 2023年3月8日閲覧。
- ^ "Masked and Anonymous" (英語). Metacritic. Red Ventures. 2023年3月8日閲覧。