ボボ・ステンソン
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ボボ・ステンソン Bobo Stenson | |
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ボボ・ステンソン(2006年) | |
基本情報 | |
出生名 | Bo Gustav Stenson |
生誕 | 1944年8月4日(80歳) |
出身地 | スウェーデン ヴェステロース |
ジャンル | ジャズ、クラシック音楽 |
職業 | ピアニスト、作曲家 |
担当楽器 | ピアノ |
レーベル | ECMレコード |
共同作業者 |
ソニー・ロリンズ ヤン・ガルバレク スタン・ゲッツ ドン・チェリー トーマス・スタンコ アンデルス・ヨルミン ヨン・フェルト |
公式サイト |
www |
ボボ・ステンソン(Bobo Stenson、1944年8月4日 - )は、スウェーデン生まれのジャズ・ピアニスト。
略歴
[編集]音楽一家に育ち、10代の時から演奏活動を始め、ソニー・ロリンズ、スタン・ゲッツ、ドン・チェリーなどとセッションを重ねる。1970年代に盟友ヤン・ガルバレクと共にカルテットで活動を開始、生み出された作品は歴史的名盤として高い人気を誇る。1971年にはアリルド・アンデルセンとヨン・クリステンセンを迎え、自己のトリオを結成。その後、トーマス・スタンコ、チャールズ・ロイドなどのグループに参加し、ジョージ・ラッセルとの作品も発表している。
現在、アンデルス・ヨルミンとヨン・フェルトと活動を続けている自己のトリオは、ビル・エヴァンス・トリオ以降、ピアノ・トリオの新しい音楽的可能性を提示し、音楽を前進させた、現代最高のアンサンブルとして尊敬を集めている[1][2]。キース・ジャレットと双璧をなす、北欧の巨匠。2015年9月、日本で初のソロ・ピアノ・コンサートを開催した。
ディスコグラフィ
[編集]リーダー・アルバム
[編集]- 『アンダーウェアー』 - Underwear (1971年、ECM)
- The Sounds Around the House (1983年、Caprice)
- 『ヴェリー・アーリー』 - Very Early (1986年、Dragon) ※ボボ・ステンソン・トリオ名義
- 『リフレクションズ』 - Reflections (1993年、ECM)
- 『ワー・オーファンズ』 - War Orphans (1997年、ECM) ※ボボ・ステンソン・トリオ名義
- 『セレニティー』 - Serenity (1999年、ECM) ※ボボ・ステンソン・トリオ名義
- 『ボボ・ステンソン / レッナルト・オーベリ』 - Bobo Stenson / Lennart Åberg (2003年、Amigo) ※with レッナルト・オーベリ
- 『グッドバイ』 - Goodbye (2005年、ECM) ※ボボ・ステンソン・トリオ名義
- 『カンタンド』 - Cantando (2007年、ECM) ※ボボ・ステンソン・トリオ名義
- Indicum (2012年、ECM)
- Contra la Indecisión (2018年、ECM)
参加アルバム
[編集]- 『ドナ・ノストラ』 - Dona Nostra (1993年、ECM)
- 『サルト』 - Sart (1971年、ECM)
- 『ウィッチ・タイ・ト』 - Witchi-Tai-To (1973年、ECM)
- Dansere (1975年、ECM)
- 『フィッシュ・アウト・オブ・ウォーター』 - Fish Out of Water (1989年、ECM)
- 『ノーツ・フロム・ビッグ・サー』 - Notes from Big Sur (1991年、ECM)
- 『ザ・コール』 - The Call (1993年、ECM)
- 『オール・マイ・リレイションズ』 - All My Relations (1994年、ECM)
- 『キャントゥ』 - Canto (1996年、ECM)
- One Long String (1969年、Mercury)
- Jazz I Sverige (1973年、Caprice)
- Landscapes (1977年、JAPO)
- Inside – Outside (1979年、Caprice)
- Live (1983年、Organic)
- New Album (1986年、Dragon)
- Rena Rama with Marilyn Mazur (1989年、Dragon)
- The Lost Tapes (1998年、Amigo) ※with ケニー・ホイーラー、ビリー・ハート
- Listen to the Silence (1971年、Soul Note)
- Terje Rypdal (1971年、ECM)
- Bossanova and Other Ballads (1993年、Gowi)
- 『マトゥカ・ジョアンナ』 - Matka Joanna (1994年、ECM)
- Leosia (1996年、ECM)
- 『リタニア〜ミュージック・オブ・クリストフ・コメダ』 - Litania: Music of Krzysztof Komeda (1997年、ECM)
- Rica (2004年、Challenge)
- Parish (2005年、ECM)
脚注
[編集]- ^ Conrad, Thomas. “Bobo Stenson: Thoughts too Deep for Tears” (英語). JazzTimes. 2020年7月8日閲覧。
- ^ “Bobo Stenson Trio | NN North Sea Jazz Festival” (英語). www.northseajazz.com. 2020年7月8日閲覧。