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ボリビアの国道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ボリビアの国道は、ボリビアの国家が管理する道路で、国の基本交通網を成す。

2010年11月時点において、総延長は69,820Kmとなっている。

アスファルト区間 高速道路 複線区間(自動車道) 砂利区間 土区間
10,041 Km 30 Km 108 Km 27,928 Km 37,969 Km

45の国道が制定されており(2009年時点)、1-99の番号を用いて、公式には "F-??" と表記される。国道にはこの番号を表記した標識が立てられている。標識は、上部に大文字で"BOLIVIA"と表記され、その下に国道番号が記されている。国道番号は整備完了の順番に従って番号が振られた。

主要国道の一覧

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標識 路程
ペルー国境, デスアグアデーロ (Desaguadero) - グアキ (Guaqui) - ラハ (Laja) (F-42) - エル・アルト (F-2, F-3, F-19) - パタカマヤ (Patacamaya) (F-4) - カラコーリョ(Caracollo) (F-44, F-4) - オルロ (F-31, F-12) - マチャカマルキタ (Machacamarquita) (F-6) チャリャパタ (Challapata) (F-30) - ポトシ (F-5) - クチュ・インヘニオ (Cuchu Ingenio) (F-14) - ラス・カレーラス (Las Carreras) (F-20) - タリハ - クルセ・パナメリカーノ (Cruce Panamericano) (F-11) - パドカヤ (Padcaya) (F-28) - ベルメホ (Bermejo) (F-33), アルゼンチン国境
コパカバーナ (Copacabana) - エル・アルト
ラパス-コロイコ (Coroico) - カラナビ (Caranavi - サン・イグナシオ・デ・モホス (San Ignacio de Moxos) - トリニダ
タンボ・ケマード (Tambo Quemado) - パタカマヤ (Patacamaya) - カラコーリョ (Caracollo) - シペ・シペ (Sipe Sipe) - コチャバンバ市街地 - ビリャ・トゥナーリ (Villa Tunari) - サン・フアン・デ・ヤパカーニ - サンタ・クルス市街地 - サン・ホセ・デ・チキートス (San José de Chiquitos) - プエルト・スアーレス (Puerto Suárez)
ラ・パリサーダ (La Palizada) - サイピーナ (Saipina) - アイキレ (Aiquile) - スクレ - ヨヤラ (Yoyala) - ベタンソス (Betanzos) - ポトシ - ウユニ - 国境
F-6 国境, ビリャソン (Villazón) - ボユイベ (Boyuibe) - カミリ (Camiri) - モンテアグード (Monteagudo) - ヤンパラエス (Yamparaez) - スクレ - オクリー (Ocurí) - ウンシア (Uncia) - リャリャグア (Llallagua) - シグロ・ベインテ (Siglo XX) - マチャカマルカ (Machacamarca)
F-7 コチャバンバ - コマラパ (Comarapa) - アンゴストゥーラ (Angostura) - ラ・グアルディア (La Guardia) - 国道9号に合流
グアヤラメリン (Guayaramerín) - リベラルタ - レイェス (Reyes) - ユクモ (Yucumo)
ヤクイバ (Yacuiba) - ビジャモンテス (Villamontes) - ボユイベ (Boyuibe) - サンタ・クルス - コトカ (Cotoca) - トリニダ - プエルト・ウスタレス (Puerto Ustarez)
F-10 サン・マティーアス (San Matías) - サン・イグナシオ・デ・ベラスコ (San Ignacio de Velasco) - コンセプション (Concepción) - サン・ハビエル (San Javier) - ミネーロス (Mineros) - ピライ入植地

国道1号

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ボリビア国道1号線は、総延長 1215kmで、ラパス県オルロ県ポトシ県チュキサカ県タリハ県を通り、ペルー国境のデスアグアデロ (Desaguadero) からアルゼンチン国境のベルメホ (Bermejo)を結ぶ。 全区間がアスファルト化されている。

アルゼンチン側では、アルゼンチン国道50号線と接続している。

この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。

通過都市

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ラパス県

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オルロ県

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  • 283km: カラコリョ (Caracollo)
  • 324km: オルロ
  • 354km: マチャカマルカ (Machacamarca)
  • 377km: ポオポ
  • 404km: パスニャ (Pazña)
  • 440km: チャリャパタ (Challapata)

ポトシ県

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チュキサカ県

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タリハ県

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国道2号

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ボリビア国道2号線は、総延長155kmで、ラパス県西部を走る。ペルー国境のカサニ(Kasani)とラパスを結ぶ。 全区間アスファルト化されている。

この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。

通過都市

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本線が通過する人口1,000以上の都市を北西から南西の順に記す。

ラパス県

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国道3号

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ボリビア国道3号線は、総延長602kmで、ラパス県ベニ県を走る。 ラパストリニダを結ぶ。

この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。

通過都市

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本線が通過する人口1,000以上の都市を南西から北東の順に記す。

ラパス県

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ベニ県

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国道4号

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タンボ・ケマド付近の国道4号

ボリビア国道4号線は、総延長1,657kmで、国を東西に横断している。オルロ県ラパス県コチャバンバ県サンタクルス県を通り、チリ国境のタンボ・ケマード(Tambo Quemado)からブラジル国境のプエルト・ブッシュ(Puerto Busch)近郊にあるコンセプシオン川(Concepción)を結ぶ。

チリ側ではチリ11号線(Ruta 11-CH)に接続する。

パタカマヤ (Patacamaya) からカラコリョ(Caracollo)までの90kmの区間は、国道1号を通る。

この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。

通過都市

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本線が通過する人口1,000以上の都市を西から東の順に記す。

オルロ県

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  • 93km: クラウアーラ・デ・カランガス(Curahuara de Carangas)

ラパス県

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  • 189km: パタカマヤ(Patacamaya)

オルロ県

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  • 189km: カラコリョ (Caracollo)

コチャバンバ県

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サンタ・クルス県

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国道5号

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ボリビア国道5号線は、総延長896kmで、サンタクルス県コチャバンバ県チュキサカ県ポトシ県を通り、国道7号のラ・パリサーダ(La Palizada)とチリ国境の60番境界とを結ぶ。

この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。

通過都市

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本線が通過する人口1,000以上の都市を北東から南西の順に記す。

サンタ・クルス県

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  • 42km: サイピーナ (Saipina)

コチャバンバ県

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チュキサカ県

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ポトシ県

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国道6号

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ボリビア国道6号線は、総延長976kmで、チュキサカ県サンタクルス県ポトシ県オルロ県を通り、パラグアイ国境のビリャソン(Villazón)と国道1号のマチャカマルカ(Machacamarca)を結ぶ。

スクレより東側の区間は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。 また、スクレより西側の区間は、2001年5月23日の2,204号法律によって国家基本交通網に加えられた。

通過都市

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本線が通過する人口1,000以上の都市を、南東から北西の順に記す。

チュキサカ県

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1,000人以上の人口を持つ都市は通過しない。

サンタ・クルス県

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チュキサカ県

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ポトシ県

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オルロ県

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  • 954km: ウアヌニ(Huanuni)
  • 976km: マチャカマルカ(Machacamarca)

国道7号

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ボリビア国道7号線は、総延長488kmで、大部分が舗装されている。 ボリビアの中央部を走り、コチャバンバ県サンタクルス県にまたがっている。コチャバンバサンタ・クルス・デ・ラ・シエラ市街地に近い国道9号のエル・カルメン(El Carmen)を結ぶ。

この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。

通過都市

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本線が通過する人口1,000以上の都市を西から東の順に記す。

コチャバンバ県

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  • 0km: コチャバンバ
  • 33km: トラータ (Tolata)
  • 40km: サン・ベニート(San Benito)
  • 43km: パラカヤ(Paracaya)(プナタ(Punata))

サンタ・クルス県

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国道8号

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ボリビア国道8号線は、総延長696kmの砂利道である。ボリビア北部のベニ県内を走り、グアヤラメリン (Guayaramerín)と国道3号のユクモ (Yucumo)を結ぶ。 マモレ川を挟んでブラジル国境となっている。

この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。

通過都市

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本線が通過する人口1,000以上の都市を北から南の順に記す。

国道9号

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ボリビア国道9号線は、アルゼンチン国境のヤクイバ (Yacuiba)とベニ県のプエルト・ウスタレス (Puerto Uztares)を結ぶ。

ほぼ全区間に渡って舗装されているが、トリニダとプエルト・ウスタレスの間は砂利道である。

しかし、「両大洋間横断道路(北道)」の一部として、舗装が計画されている。

国道10号

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ボリビア国道10号線は、総延長774kmで、ボリビア東部のサンタクルス県を走る。 ブラジル国境のサン・マティーアス(San Matías)とコロニア・ピライー(Colonia Piraí)を結ぶ。

サン・ラモン(San Ramón)とロス・トロンコス(Los Troncos)地域の54kmは国道9号を使う。

ブラジル国境より先は、ブラジル070号線 (BR-070)に接続し、ブラジリアまで続く。

サン・マティーアスからグアビラー (Guabirá)までの東西の区間は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一部に定められた。 北に延びるコロニア・ピライまでの残りの区間は、2002年7月19日の法令26,709号によって国家基本交通網に含められた。

2007年12月16日に、ボリビア、ブラジル、チリの3国はラパスにおいて署名をし、この道路を「大洋間横断道路」の一部とする事に合意している[1]

通過都市

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本線が通過する人口1,000以上の都市を記す。

  • 0km: サン・マティーアス(San Matías)
  • 310km: サン・イグナシオ・デ・ベラスコ(San Ignacio de Velasco)
  • 392km: サンタ・ロサ・デ・ラス・ロカ(Santa Rosa de las Roca)
  • 474km: コンセプシオン(Concepción)
  • 535km: サン・ハビエル(San Javier)
  • 560km: サンタ・ロサ・デ・ラ・ミナ(Santa Rosa de la Mina)
  • 577km: サン・ラモン(San Ramón)
  • 607km: オキナワ
  • 620km: ロス・チャコス(Los Chacos)
  • 648km: グアビラ(Guabirá)
  • 661km: ヘネラル・サアベドラ(General Saavedra)
  • 675km: ミネーロス(Mineros)

国道14号

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ビリャソンを通る国道14号

ボリビア国道14号線は、総延長396kmで、ポトシ県の東部を走る。 アルゼンチン国境のビリャソン (Villazón)と国道1号のクチュ・インヘニオ (Kuchu Ingenio)を結ぶ。

2009年にアスファルト化が始まり、110mの橋を架けて近道が作られた[2]。 このアスファルト化は2010年9月30日に終わった。

この道路はアルティプラーノにあり、海抜が2,000m以上の場所にある。

アルゼンチン側ではアルゼンチン国道9号に接続している。

この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。

通過都市

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本線が通過する人口1,000以上の都市を南から北の順に記す。

ポトシ県

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出典

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  1. ^ Dirección Nacional de Fronteras y Límites del Estado de Chile (2007), Declaración de La Paz
  2. ^ http://www.eldiario.net/noticias/2009/2009_07/nt090711/1_02opn.php

参考文献

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