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数学においてポアソン和公式(ポアソンわこうしき、英語: Poisson summation formula)とは、ある関数列の無限和とその関数列をフーリエ変換したものの無限和が等しいことを主張する公式である。シメオン・ドニ・ポアソン(Siméon Denis Poisson)によって発見された。
以下の式変形によって示される。
ここで、
- は のフーリエ変換
- はデルタ関数
である。
テータ関数、リーマンゼータ関数に関連した証明に応用される。
セルバーグ跡公式は本質的に一般化となっている。