ポタモトリゴン・モトロ
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ポタモトリゴン・モトロ | |||||||||||||||||||||||||||
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ポタモトリゴン・モトロ
Potamotrygon motoro | |||||||||||||||||||||||||||
保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
DATA DEFICIENT (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Potamotrygon motoro (Müller & Henle, 1841) | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Ocellate river stingray |
ポタモトリゴン・モトロ Potamotrygon motoro (英: Ocellate river stingray; South American freshwater stingray)は、トビエイ目ポタモトリゴン科に属する淡水エイの一種。日本ではオレンジスポットタンスイエイの名称があり、主に観賞目的で飼育される。
分布・形態・生態
[編集]最大で体盤長50cm、体重15kgに達する[1]。体盤は円形。背面の体色は濃灰色や褐色などがあり、濃色の縁があるオレンジの小斑が点在する。ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンなど南米大陸の淡水域にのみ分布する[2]。胎生だと考えられており、3年目、体盤長30-35cmで性的に成熟する[2]。産子数は常に奇数で、3-21尾[2]。産まれた直後はプランクトンを食べるが、その後小さな軟体動物や甲殻類、昆虫の幼虫などを捕食するようになる[2]。
人間との関わり
[編集]アマゾン川などに生息する。現地では食用にするが、日本などでは観賞用に飼育される。体色などのバリエーションがあることが人気の要因の一つである。熱帯魚として流通する場合、ブラジルからの空輸で世界各国に輸送される。肉食性で主に魚類を餌としており、飼育下ではイトミミズや小魚などが与えられる。尾部に毒針をもち、刺されるとひどく痛む。
出典
[編集]- ^ Potamotrygon motoro FishBase.
- ^ a b c d Potamotrygon motoro Drioli, M. & Chiaramonte, G. 2005. Potamotrygon motoro. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.3. <www.iucnredlist.org>. Downloaded on 08 September 2010.
参考文献
[編集]- 『熱帯魚』(成美堂)