ポルトガル王国元帥
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ポルトガル王国元帥(葡: Marechal de Portugalまたは 葡: Marechal do Reino)はポルトガル陸軍の再編の結果、1382年に国王フェルナンド1世によって創設された。元帥はポルトガル王国大司馬(葡: Condestável de Portugal)の直下にあり、軍営その他の後方支援を担当していた。その機能は現在のポルトガル陸軍兵站本部(葡: Comando da Logística)に相当する。
創設翌年の1383年にゴンサロ・バスケス・デ・アゼヴェードが就任し、その後は娘婿であるゴンサロ・バスケス・コーチニョが就任し、その後世襲された。1580年スペインとの合同後に任命されなくなった。1640年にポルトガルが再独立した後、この職はしばらく復活した。
以下は歴代のポルトガル王国元帥の一覧である。名前と就任年からなる。
ポルトガル王国元帥の一覧
[編集]- ゴンサロ・バスケス・デ・アゼベド - 1383年
- ゴンサロ・バスケス・コーチニョ 、レオミル領領主- 1385年
- D. バスコ・フェルナンデス・コーチニョ 、初代マリアルバ伯 - 1413年頃
- D. フェルナンド(I)・コーチニョ - 1450年頃
- D. アルバロ・ゴンサルベス・コーチニョ - 1480年頃
- D. フェルナンド(II)・コーチニョ 、第3代グラシオーザ島カピターノ・ドナターリオ- 1500年頃
- D. アルバロ・コーチニョ 、第4代グラシオーザ島カピターノ・ドナターリオ- 1530年頃
- D.フェルナンド(III)・コーチニョ- 1560年頃
- D.フェルナンド(IV)・コーチニョ- 1578年頃
- D. フェルナンド・マスカレンハス 、初代セラム伯 - 1643年
- D. ホルヘ・マスカレンハス 、第2代セラム伯 - 1650年
関連項目
[編集]参照
[編集]SOBRAL、JoséJX、 Portuguese Marshals 、 Audaces 、2008