ポーリーヌ・ディ・ポン
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ポーリーヌ・ディ・ポン(Pauline Dy Phon (ប៉ូលីន ឌី ផុន) 、1933年 - 2010年5月21日)はカンボジアの女性植物学者である。カンボジアや東南アジアの植物についての著書がある。
略歴
[編集]フランスに留学し、パリ理科大学(Faculté des sciences de Paris)などで学び、1959年に学位を得た。プノンペン大学で教職につき、研究を行うが1975年にクメール・ルージュが権力を握ったため、研究職を失い、1980年にフランスに亡命し、パリ自然史博物館の植物研究所で職を得て、カンボジアやインドシナ半島の植物の分類学的研究に貢献した[1]。
著書に"Dictionary of Plants Used in Cambodia"(Bernard Rolletと共著、2000年)などがある。