マイク・トーマス・ブラウン
基本情報 | |
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本名 |
マイケル・トーマス・ブラウン (Michael Thomas Brown) |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1975年9月8日(49歳)[1] |
出身地 | メイン州ポートランド[1] |
所属 |
チーム・エリート →アムヘーストS.A →アメリカン・トップチーム |
身長 | 168cm |
体重 | 66kg |
リーチ | 178cm |
階級 |
ライト級 →フェザー級 |
バックボーン |
レスリング ブラジリアン柔術 (黒帯) |
マイク・トーマス・ブラウン(Mike Thomas Brown、1975年9月8日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘技トレーナー、元総合格闘家。メイン州ポートランド出身。アメリカン・トップチーム所属。元WEC世界フェザー級王者。マイク・ブラウンとも表記される。
来歴
[編集]1992年、ボニー・イーグル高校3年時にレスリングのメイン州大会で優勝[2]。2000年、ノーウィッチ大学卒業。
2001年11月17日、HOOKnSHOOTの修斗公式戦でエルメス・フランカと対戦し、三角絞めで一本負け。
2003年12月6日、AFCフェザー級タイトルマッチでレイ・レメディオスと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
2004年4月2日、UFC初参戦となったUFC 47で須藤元気と対戦し、腕ひしぎ三角固めで一本負け[3]。
2005年5月、アメリカン・トップチームに移籍。
2005年6月11日、初参戦となったD.O.Gで中原太陽と対戦し、変形肩固めで一本勝ち[4]。
2005年10月28日、DEEP 21 IMPACTのフェザー級(-65kg)トーナメント1回戦で山崎剛と対戦し、3-0の判定勝ち[5]。12月2日、DEEP 22 IMPACTで行われたトーナメント準決勝で今成正和と対戦し、アンクルホールドで一本負け[6]。
WEC
[編集]2008年6月1日、WEC初参戦となったWEC 34でジェフ・カランと対戦し、3-0の判定勝ち[7]。
2008年11月5日、WEC 36でユライア・フェイバーの持つWEC世界フェザー級王座に挑戦し、カウンターの右フックでダウンを奪いパウンドでTKO勝ちを収め王座獲得に成功した[8]。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2009年3月1日、WEC 39でレオナルド・ガルシアと対戦し、右クロスカウンターをヒットさせてダウンを奪い、最後は肩固めで一本勝ちを収め初防衛に成功した[9]。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2009年6月7日、WEC 41でユライア・フェイバーと再戦し、3-0の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[10]。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2009年11月18日、WEC 44でジョゼ・アルドとの防衛戦に臨み、2ラウンドにバックマウントポジションからのパウンドでTKO負けを喫し王座陥落した[11]。
2010年4月24日、WEC 48でマニー・ガンブリャンと対戦し、右フックでダウンを奪われたところにパウンドで追撃されKO負け[12]。9月30日、WEC 51でコール・プロヴァンスにTKO勝ちを収めた[13]。
UFC復帰
[編集]2011年1月1日、WEC統合により4年8か月ぶりのUFC参戦となったUFC 125でディエゴ・ヌネスと対戦し、1-2の判定負けを喫した。
2011年1月22日、UFC: Fight for the Troops 2でハニ・ヤヒーラと対戦し、0-3の判定負け[14]。当初ヤヒーラと対戦予定であったジョン・チャンソンの欠場を受けて約20日のインターバルで出場するもUFC2連敗となった。
2012年9月20日、アメリカン・トップチームのアシスタントコーチに就任した[15]。
2014年4月15日、首の負傷を理由に引退を表明した[16]。
2018年にWorld MMA Awardsのコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
戦績
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
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35 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
26 勝 | 5 | 13 | 8 | 0 | 0 | 0 |
9 敗 | 3 | 4 | 2 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | スティーブン・サイラー | 1R 0:50 KO(右フック→パウンド) | UFC Fight Night: Shogun vs. Sonnen | 2013年8月17日 |
○ | ダニエル・ピネダ | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 146: dos Santos vs. Mir | 2012年5月26日 |
○ | ナム・ファン | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 133: Evans vs. Ortiz | 2011年8月6日 |
× | ハニ・ヤヒーラ | 5分3R終了 判定0-3 | UFC: Fight for the Troops 2 | 2011年1月22日 |
× | ディエゴ・ヌネス | 5分3R終了 判定1-2 | UFC 125: Resolution | 2011年1月1日 |
○ | コール・プロヴァンス | 1R 1:18 TKO(パウンド) | WEC 51: Aldo vs. Gamburyan | 2010年9月30日 |
× | マニー・ガンブリャン | 1R 2:22 KO(右フック→パウンド) | WEC 48: Aldo vs. Faber | 2010年4月24日 |
○ | アンソニー・モリソン | 1R 1:54 チョークスリーパー | WEC 46: Varner vs. Henderson | 2010年1月10日 |
× | ジョゼ・アルド | 2R 1:20 TKO(パウンド) | WEC 44: Brown vs. Aldo 【WEC世界フェザー級タイトルマッチ】 |
2009年11月18日 |
○ | ユライア・フェイバー | 5分5R終了 判定3-0 | WEC 41: Brown vs. Faber 2 【WEC世界フェザー級タイトルマッチ】 |
2009年6月7日 |
○ | レオナルド・ガルシア | 1R 1:57 肩固め | WEC 39: Brown vs. Garcia 【WEC世界フェザー級タイトルマッチ】 |
2009年3月1日 |
○ | ユライア・フェイバー | 1R 2:23 TKO(右フック→パウンド) | WEC 36: Faber vs. Brown 【WEC世界フェザー級タイトルマッチ】 |
2008年11月5日 |
○ | ジェフ・カラン | 5分3R終了 判定3-0 | WEC 34: Faber vs. Pulver | 2008年6月1日 |
○ | マニー・リーズ・ジュニア | 1R 1:46 チョークスリーパー | Premier X-treme Fighting | 2007年12月8日 |
○ | エベン・オロズ | 1R 3:15 TKO(パンチ連打) | HOOKnSHOOT: BodogFight Women's Tournament | 2007年11月24日 |
○ | イーブス・エドワーズ | 5分3R終了 判定3-0 | BodogFight: Clash of the Nations | 2006年12月16日 |
○ | ジェイソン・ブライアント | 1R 1:26 TKO(パンチ連打) | Absolute Fighting Championships 19 | 2006年10月21日 |
○ | ロッキー・ロング | 2R 1:32 チョークスリーパー | Kick Enterprises | 2006年9月9日 |
○ | ダスティン・ニース | 1R 0:50 フロントチョーク | Absolute Fighting Championships 18 | 2006年8月26日 |
× | 今成正和 | 2R 3:38 アンクルホールド | DEEP 22 IMPACT 【フェザー級トーナメント 準決勝】 |
2005年12月2日 |
○ | 山崎剛 | 5分3R終了 判定3-0 | DEEP 21 IMPACT 【フェザー級トーナメント 1回戦】 |
2005年10月28日 |
○ | 中原太陽 | 2R 2:23 変形肩固め | D.O.G II | 2005年6月11日 |
○ | レナート・タバレス | 5分3R終了 判定3-0 | Absolute Fighting Championships 10 【AFCフェザー級タイトルマッチ】 |
2004年10月30日 |
× | ジョー・ローゾン | 3R 2:14 チョークスリーパー | Combat Zone 8: Street Justice 【USKBA全米ウェルター級王座決定戦】 |
2004年10月2日 |
× | 須藤元気 | 1R 3:31 腕ひしぎ三角固め | UFC 47: It's On | 2004年4月2日 |
○ | レイ・レメディオス | 5分3R終了 判定3-0 | Absolute Fighting Championships 6 【AFCフェザー級タイトルマッチ】 |
2003年12月6日 |
○ | レナート・ミザベコフ | 1R 2:38 ヒールホールド | Hardcore Fighting Championships 2 | 2003年10月18日 |
○ | マーク・ホーミニック | 3R 4:27 ヒールホールド | Tournament Fighting Championships 8: Hell Raiser | 2003年6月6日 |
○ | ショーン・グラハム | 2R 1:05 TKO(パンチ連打) | Hardcore Fighting Championships 1 | 2003年5月24日 |
○ | マイク・ラージ | 1R 1:12 チョークスリーパー | Tournament Fighting Championships 7: Fightzone 7 | 2003年2月28日 |
○ | ビル・マホーニー | 3R 3:06 チョークスリーパー | Mass Destruction 10 | 2003年1月25日 |
○ | エドワード・オドキーナ | 1R 1:19 チョークスリーパー | USMMA 1: Ring of Fury | 2002年5月18日 |
× | エルメス・フランカ | 1R 2:21 三角絞め | HOOKnSHOOT: Kings 1 | 2001年11月17日 |
○ | ヴィニー・ブライトマン | 1R 3:30 チョークスリーパー | Mass Destruction 3 | 2001年8月4日 |
○ | ジェフ・ダリエンゾ | 1R 2:15 V1アームロック | Mass Destruction 1 | 2001年4月14日 |
獲得タイトル
[編集]表彰
[編集]- WEC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)
- WEC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)
- WEC サブミッション・オブ・ザ・ナイト(1回)
- World MMA Awards コーチ・オブ・ザ・イヤー(2018年)
脚注
[編集]- ^ a b Sherdog FightFinder - Mike Thomas Brown SHERDOG
- ^ Yes, the king of the featherweights is a Mainer Maine Sunday Tele 2008年11月12日
- ^ 【UFC】4.2 リデルKO勝利! 元気も一本勝ち 格闘技ウェブマガジンGBR 2004年4月2日
- ^ 【DOG】門馬、KO勝利でHERO'S参戦をアピール! 岡見は不完全燃焼 格闘技ウェブマガジンGBR 2005年6月11日
- ^ 【DEEP】前田、左ハイキックで秒殺勝利! 今成はメロを判定で下す 格闘技ウェブマガジンGBR 2005年10月28日
- ^ 【DEEP】今成、ブラウンと前田を極めて初代王者に! 格闘技ウェブマガジンGBR 2005年12月2日
- ^ フェイバーがパルバー退け防衛、前田は死闘も王座には届かず/WEC34 MMAPLANET 2008年6月2日
- ^ 【WEC36】ブラウン、ユライアを破り新フェザー級王者に MMAPLANET 2008年11月7日
- ^ 【WEC39】ブラウンが完璧な防衛、アウェーでガルシア下す MMAPLANET 2009年3月2日
- ^ 【WEC41】ブラウンがユライアを返り討ち、防衛に成功 MMAPLANET 2009年6月8日
- ^ 【WEC44】アルド、WEC6連続一本勝ちで王座奪取 MMAPLANET 2009年11月19日
- ^ 【WEC48】ガンバーリャン、前王者ブラウンをワンパン撃破 MMAPLANET 2010年4月25日
- ^ 【速報】王者アルドが完勝、トーレスは復活の一本勝ち MMAPLANET 2010年10月1日
- ^ 【UFN23】ヤヒーラ判定勝ち、グラップリングで試合を支配 MMAPLANET 2011年1月23日
- ^ American Top Team Hires Former WEC Champ Mike Thomas Brown as Assistant Coach SHERDOG 2005年3月10日
- ^ UFC featherweight Mike Brown: I don’t think I’ll fight again MMAjunkie 2014年4月15日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]前王者 ユライア・フェイバー |
第3代WEC世界フェザー級王者 2008年11月5日 - 2009年11月18日 |
次王者 ジョゼ・アルド |