マイク・モカンバ・ニャンガウ
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選手情報 | ||||
ラテン文字 | Mike Mokamba Nyang'au | |||
国籍 | ケニア | |||
競技 | 陸上競技(短距離走) | |||
種目 | 100m, 200m | |||
生年月日 | 1994年8月28日(30歳) | |||
出身地 | ニャミラ[1] | |||
身長 | 170cm[2] | |||
体重 | 70kg | |||
成績 | ||||
オリンピック | 200m:予選棄権(2016年) | |||
世界選手権 |
200m:予選1組5着(2015年) 4x400mR:予選2組7着(2013年) | |||
自己ベスト | ||||
100m | 10秒23(2015年) | |||
200m | 20秒38(2016年) | |||
編集 |
マイク・モカンバ・ニャンガウ(Mike Mokamba Nyang'au、1994年8月28日 ‐ )は、ケニア・ニャミラ出身の陸上競技選手。専門は短距離走。100mで10秒23、200mで20秒38の自己ベストを持つ、100mの元ケニア記録保持者である。父親と兄も世界大会出場やケニア記録保持者になった実績を持つ短距離走選手。
経歴
[編集]高校時代はラグビーのウイングとして活躍し、2011年にはサファリセブンズ (Safari Sevens) という7人制ラグビーの大会の少年の部にリフトバレー州代表として参加した[3]。
2013年
[編集]8月15日のモスクワ世界選手権男子4×400mリレー予選に出場し、18歳の若さでシニアの世界大会デビューを果たした。結果は今季ケニア最高記録となる3分06秒29をマークしたものの組7着(全体23位)に終わり、決勝には進めなかった[4]。
2015年
[編集]7月11日のケニア選手権男子100mにおいて10秒23(+0.8)のケニア新記録を樹立し、2007年にTom Musindeがマークした従来の記録を8年ぶりに0秒03更新した[5]。シニアの世界大会個人種目デビューとなった8月25日の北京世界選手権男子200mでは、予選で自己ベスト(当時20秒48)に迫る20秒51(-0.3)をマークするも準決勝には進めなかった[6]。
2016年
[編集]8月16日のリオデジャネイロオリンピック男子200m予選でオリンピックデビューを果たす予定だったが、怪我のため棄権した[7]。
家族
[編集]父親のエルカナ・ニャンガウ(Elkana Nyang'au)は、1987年アフリカ競技大会の4×400mリレーで銀メダルを獲得、1988年ソウルオリンピックの400mと4×100mリレーに出場した実績を持つ[8][9][10]。ソウルオリンピックはそれぞれ2次予選と準決勝で敗退したが、1走を務めた4×100mリレーでは準決勝において39秒47のケニア記録(当時)を樹立した[11]。
7歳年の離れた兄のウォルター・ミチュキ・モエンガ(Walter Michuki Moenga)は、2014年の世界リレーや英連邦競技大会などに出場した実績を持つ[5][12]。世界リレーでは4×200mリレーにおいてアンカーを務め、1分22秒35のケニア記録樹立と5位に貢献した[13]。
自己ベスト
[編集]記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風を意味する。
種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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屋外 | ||||
100m | 10秒23 (+0.8) | 2015年7月11日 | ナイロビ | 元ケニア記録 高地記録 |
200m | 20秒38 (+1.3) | 2016年5月28日 | ナイロビ | 高地記録 |
主要大会成績
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2011 | 世界ユース選手権 | リール | 200m | 準決勝 | 21秒62 (-0.5) | |
2012 | 世界ジュニア選手権 | バルセロナ | 100m | 予選 | 10秒70 (-2.5) | 全体29位 |
2013 | 世界選手権 | モスクワ | 4x400mR | 予選 | 3分06秒29 (1走) | 全体23位 |
2015 | 世界リレー (en) | ナッソー | 4x200mR | 予選 | DQ (1走) | オーバーゾーン |
世界選手権 | 北京 | 200m | 予選 | 20秒51 (-0.3) | 全体31位 | |
世界軍人体育大会 (en) | 聞慶 | 100m | 準決勝 | 10秒76 (-0.7) | 全体12位 | |
200m | 8位 | 21秒16 (+1.7) | ||||
4x100mR | 8位 | 40秒58 (2走) | ||||
2016 | アフリカ選手権 (en) | ダーバン | 200m | 予選 | 21秒83 (+0.1) | |
オリンピック | リオデジャネイロ | 200m | 予選 | DNS | ||
2017 | 世界リレー (en) | ナッソー | 4x200mR | 7位 | 1分23秒72 (2走) | |
2018 | 英連邦競技大会 (en) | ゴールドコースト | 200m | 予選 | 21秒14 (+0.3) | |
4x400mR | 予選 | 3分13秒52 (2走) | 決勝進出[注 1] |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 予選のみ出場。決勝のケニアは失格。
出典
[編集]- ^ “プロフィール”. 2018年英連邦競技大会 (2018年4月14日). 2018年4月14日閲覧。
- ^ “プロフィール”. リオデジャネイロオリンピック公式サイト. 2016年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月15日閲覧。
- ^ “From Rugby to sprinting, Mokamba ready to face Usain Bolt”. Michezoafrika(www.michezoafrika.com) (2013年8月1日). 2016年9月16日閲覧。
- ^ “第14回世界選手権男子4×400mリレー予選リザルト”. 国際陸上競技連盟 (2016年9月16日). 2016年9月16日閲覧。
- ^ a b “Four records tumble as Nationals close”. Capital FM Kenya (2015年7月11日). 2016年9月16日閲覧。
- ^ “第15回世界選手権男子200m予選リザルト”. 国際陸上競技連盟 (2016年9月16日). 2016年9月16日閲覧。
- ^ “Kenya finishes last in men's 200m, injury locks Mokamba out”. The Star, Kenya (2016年8月16日). 2016年9月16日閲覧。
- ^ “Kenyan sprinter Nkanata could be locked out of the Olympics on technicality”. Sportsnewsarena.com (2016年8月5日). 2016年9月16日閲覧。
- ^ “RECORDS BROKEN AT KASARANI: No problem for top stars at the end of National Championships as new marks are set”. The standard(www.standardmedia.co.ke) (2015年7月12日). 2016年9月16日閲覧。
- ^ “マイク・モカンバ・ニャンガウ”. Sports Reference LLC. 2020年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月16日閲覧。
- ^ “400m relay team aims at record”. デイリー・ネーション(Daily Nation) (2013年7月26日). 2016年9月16日閲覧。
- ^ “プロフィール”. 2014年英連邦競技大会 (2016年9月16日). 2016年9月16日閲覧。
- ^ “The new face of kenya: AK must invest in sprints if they hope to return to the global stage”. The standard(www.standardmedia.co.ke) (2014年6月9日). 2016年9月16日閲覧。
外部リンク
[編集]- マイク・モカンバ・ニャンガウ - ワールドアスレティックスのプロフィール
記録 | ||
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先代 Tom Musinde (10秒26) 2007年7月18日 |
男子100m ケニア記録保持者 (10秒23) 2015年7月11日 - 2017年6月10日 |
次代 マーク・オティエノ・オディアンボ (10秒14) 2017年6月10日 |