マイ・フェイヴァリット・シングス (ジョン・コルトレーンのアルバム)
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『マイ・フェイヴァリット・シングス』 | ||||
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ジョン・コルトレーン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1960年10月21日、22日、26日 | |||
ジャンル | ジャズ、モード・ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | アトランティック・レコード | |||
プロデュース | ネスヒ・アーティガン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ジョン・コルトレーン アルバム 年表 | ||||
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『マイ・フェイヴァリット・シングス』(My Favorite Things)は、ジョン・コルトレーンが1961年にアトランティック・レコードから発表したアルバム。
解説
[編集]ジョン・コルトレーンは1959年にアトランティック・レコードに移籍し、『ジャイアント・ステップス』を録音。ここで大きな名声を得たコルトレーンは、1960年にマイルス・デイヴィスのバンドを離れ、バンド・リーダーとしての活動を優先させることとなる。そして、1960年10月に大がかりなレコーディング・セッションを行い、その一部は本作に、残りは『コルトレーンズ・サウンド(夜は千の顔を持つ)』(1964年にリリースされた)などに収録された。
この録音でコルトレーンは、ソプラノ・サックスを使用している。コルトレーンは、1960年半ばにドン・チェリーとのセッションでソプラノ・サックスを使い、本作でも大々的に導入。とりわけ、ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の劇中曲として有名な「マイ・フェイヴァリット・シングス」のカバーは人気が高い。この曲は、音楽の方向がフリー・スタイルへと変化した晩年に至るまで、コルトレーンのコンサートの定番曲となった。
収録曲
[編集]- マイ・フェイヴァリット・シングス - My Favorite Things(Richard Rodgers - Oscar Hammerstein)
- エヴリタイム・ウィ・セイ・グッドバイ - Everytime We Say Goodbye(Cole Porter)
- サマータイム - Summertime(Du Bose Heyward - George Gershwin)
- バット・ノット・フォー・ミー - But Not For Me(George Gershwin - Ira Gershwin)
演奏メンバー
[編集]- ジョン・コルトレーン - ソプラノ・サックス(on1.,2.)、テナー・サックス(on3.,4.)
- マッコイ・タイナー - ピアノ
- スティーヴ・デイヴィス - ベース
- エルヴィン・ジョーンズ - ドラム