マグダラのマリア (映画)
マグダラのマリア | |
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Mary Magdalene | |
監督 | ガース・デイヴィス |
脚本 |
ヘレン・エドマンソン フィリッパ・ゴスレット |
製作 |
イアン・カニング エミール・シャーマン |
出演者 |
ルーニー・マーラ ホアキン・フェニックス キウェテル・イジョフォー タハール・ラヒム |
音楽 |
ヨハン・ヨハンソン ヒドゥル・グドナドッティル |
撮影 | グリーグ・フレイザー |
編集 |
アレクサンドル・デ・フランチェスキ メラニー・アン・オリヴァー |
製作会社 |
フィルム4プロダクションズ フィルムネイション・エンターテインメント ポーチライト・フィルムズ シーソー・フィルムズ |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ IFCフィルムズ |
公開 |
2018年3月16日 2019年4月12日 |
上映時間 | 120分 |
製作国 |
イギリス アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $11,710,327[1] |
『マグダラのマリア』(Mary Magdalene)は、2018年のイギリス・アメリカ合衆国の伝記映画。新約聖書に登場する聖女マグダラのマリアを主人公とする、ヘレン・エドマンソンとフィリッパ・ゴスレットの脚本に基づき、ガース・デイヴィスが監督を務め、ルーニー・マーラがマグダラのマリアを、ホアキン・フェニックスがイエス・キリストを演じている。 マグダラのマリアが長編映画の主人公として描かれる初の映画である[2][3][4]。
2016年夏に撮影開始。アメリカ合衆国では当初は2017年11月24日に公開予定[5]であったが延期になった。その後イギリスで2018年3月16日より、オーストラリアで同年同月22日より封切された[6]。
日本では劇場公開されず、ビデオ・オン・デマンドで配信された[7][8]。
2016年頃から交際していると言われている[9]主演のルーニー・マーラとホアキン・フェニックスの間に2020年9月、息子が産まれた[10]。
ストーリー
[編集]新約聖書の福音書に登場するマグダラのマリアの伝記[11]。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- マグダラのマリア: ルーニー・マーラ(小林沙苗)
- イエス・キリスト: ホアキン・フェニックス(大塚明夫)
- ペトロ: キウェテル・イジョフォー(志村知幸)
- ユダ: タハール・ラヒム(阪口周平)
- エリシャ: チェッキー・カリョ - マリアの父。
- ダニエル: ドゥニ・メノーシェ - マリアの兄。
- マルタ: サラ=ソフィー・ブースニーナ - マリアの友人。
- サラ: ハダス・ヤロン
- ラケル: アリアーヌ・ラベド(喜代原まり) - ダニエルの妻。
- スザンナ: ルブナ・アザバル - マリアたちが旅の途中で出会った女性。
製作
[編集]『英国王のスピーチ』を手がけた英製作会社See-Saw Films、英Film4 Productions、米ユニバーサル・ピクチャーズの共同製作[4][11]。
総合監督するユニバーサル・ピクチャーズ国際製作部門(UPIP)のマネジング・ディレクターであるピーター・クジョースキーとロバート・ワラックは、「マグダラのマリアという人物は、当時にしては非常に珍しい、強い個性を持っていた。彼女の物語は、歴史を揺り動かした社会的混乱、人間の激情、敬虔な信仰というものを、観客に体験させてくれるだろう」と語っている[4]。
作品の評価
[編集]Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「『マグダラのマリア』は、その主題に対して敬意を持っているのは明らかだが、残念ながら、彼女の物語を面白くするのに十分な勢いやキャラクターの深みがない。」であり、110件の評論のうち高評価は45%にあたる49件で、平均して10点満点中5.55点を得ている[12]。 Metacriticによれば、24件の評論のうち、高評価は4件、賛否混在は16件、低評価は4件で、平均して100点満点中48点を得ている[13]。
出典
[編集]- ^ “Mary Magdalene (2018) - Financial Information” (英語). The Numbers. 2020年7月24日閲覧。
- ^ “ルーニー・マーラ、マグダラのマリア伝記映画に主演”. 映画.com. (2016年2月11日) 2020年5月28日閲覧。
- ^ “ルーニー・マーラ主演「マグダラのマリア」聖ペテロ役にキウェテル・イジョフォー”. 映画.com. (2016年7月19日) 2020年5月28日閲覧。
- ^ a b c Ali Jaafar (2016年1月20日). “Universal Boards Mary Magdalene Movie From ‘The King’s Speech’ Producers See-Saw Films; Garth Davis Directing” (英語). Deadline.com 2020年5月28日閲覧。
- ^ Patrick Hipes (2017年3月17日). “‘Mary Magdalene’, ‘Current War’ & ‘Wind River’ Get 2017 Release Dates From Weinstein” (英語). Deadline.com 2020年5月28日閲覧。
- ^ “Mary Magdalene (2018) - Release Info” (英語). IMDb. 2020年5月28日閲覧。
- ^ “映画 マグダラのマリア<未> (2018)について”. allcinema. 2020年5月28日閲覧。
- ^ “マグダラのマリア”. Filmarks. 2020年10月6日閲覧。
- ^ “祝!第一子誕生♡ 『ジョーカー』ホアキン・フェニックスとルーニー・マーラの愛の軌跡”. ELLE. (2020年8月27日) 2021年6月23日閲覧。
- ^ “ホアキン・フェニックスとルーニー・マーラに第1子誕生 その名もリヴァー”. ELLE. (2020年9月28日) 2021年6月23日閲覧。
- ^ a b 新庄れい麻 (2016年7月22日). “マグダラのマリアを主人公にした初の伝記映画、続々とキャストが明らかに”. Christian Today 2020年5月28日閲覧。
- ^ “Mary Magdalene (2019)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年7月23日閲覧。
- ^ “Mary Magdalene Reviews” (英語). Metacritic. 2020年5月28日閲覧。