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マザーソース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マザーソースとみなされるソース。順番は(左から右、上から下):ベシャメルソース、エスパニョールソース、トマトソース、ヴルーテソース、オランデーズソース、マヨネーズ。

フランス料理におけるマザーソースフランス語: sauces mères, 英語: mother sauces)とは、数多くのソースの基本となるとされるソース。

基本ソース(グランデソース、grandes sauces)、ヘッドソースsauces de tête)とも呼ばれる。

村上信夫はマザーソースとして以下の5つを挙げている[1]

歴史

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フランス料理では中世にソースが発展し、現在にも残るような伝統的なソースが考案された[2]

19世紀になって、アントナン・カレームがフランス料理のソースを体系化し、以下のような4つのマザーソースを定めた[2][3]

20世紀初頭、「フランス料理の改革者」として知られるオーギュスト・エスコフィエは、カレームのマザーソースの構成を以下のように変更した[2]

出典

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