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マックス・ベーコン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
マックス・ベーコン
Max Bacon
出身地 イングランドの旗 イングランド
ジャンル ロック
職業 歌手、ミュージシャン
担当楽器 ボーカル
レーベル Now & Then、Blueprint
共同作業者 GTR

マックス・ベーコン（Max Bacon）は、イングランドのロック・シンガー。1980年代のロック・グループ、GTRのほか、バーン・ザ・スカイ (Burn the Sky)、モビー・ディック (Moby Dick)、ナイトウィング (Nightwing)、フェノメナ[1]、ブロンズのリード・シンガーも務めた。GTRのトップ40シングル「ハート・マインド (When the Heart Rules the Mind)」と、GTRのセルフタイトル・デビュー・アルバムのボーカリストとして広く知られている[2]。

ベーコンの1996年のソロ・アルバム『The Higher You Climb』にはGTRのマテリアルが含まれており、後にスティーヴ・ハウによる1999年リリースのアルバム『ポートレイツ・オブ・ボブ・ディラン』収録の「Going, Going, Gone」でリード・ボーカルを担当した。

ベーコンはマイク・オールドフィールドによる1987年のアルバム『アイランズ』にリード・ボーカルで参加し、そのアメリカ版に収録されたマイナー・ヒット曲「Magic Touch」でフィーチャーされた。この曲はGTRをプロデュースしたジェフ・ダウンズが共同プロデュースを行っている。2002年にはソロ・アルバム『フロム・ザ・バンクス・オヴ・ザ・リヴァー・イーウェル』がリリースされ、ここではダウンズが作曲し、ジョン・ペイン在籍中にエイジアがかつて演奏したいくつかのマテリアルがフィーチャーされた。

ベーコンは、マーティ・ケインが司会を務め、クリス・タラントとニナ・ミスコウが審査員を務めたITVのタレント・ショー『New Faces』に出場者として出演した。ベーコンは1988年の決勝に進み、「ハンター」(GTRの曲)のソロ・バージョンを演奏したが、勝利はつかめなかった。

その後、ベーコンは音楽業界を去り、イングランドのノース・ヨークシャー州ナレスボローにあるザ・クラウンというパブを所有した[3]。彼は現在、西カンブリア州の小さな町エグレモントでザ・ウィートシーフ・パブを所有し、経営している[4][5]。

ベーコンは、2011年11月にウェールズで開催されたハードロック・ヘル・フェスティバルで演奏するために、かつて在籍したバンドのブロンズに復帰した。

2017年に発表されたスティーヴ・ハウのコンピレーション・アルバム『Anthology 2: Groups and Collaborations』のディスク3では2人でコラボレートしており、このイエスのギタリストと一緒に5曲を歌っている。

ディスコグラフィ

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ソロ・アルバム

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モビー・ディック

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  • "Can't Have My Body Tonight" (1982年、Ebony)[8] ※シングル

ナイトウィング

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  • Stand Up and Be Counted (1983年、Gull)[9]
  • My Kingdom Come (1984年、Gull)[10]

ブロンズ

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  • 『黄金の嵐』 - Taken by Storm (1984年、Island)[11]

GTR

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  • 『GTR』 - GTR (1986年)[12]
  • 『キング・ビスケット・ライブ』 - King Biscuit Flower Hour Presents GTR (1997年) ※ライブ[13]

フェノメナ

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  • 『2〜ドリーム・ランナー』 - Dream Runner (1987年)[14]

参加アルバム

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マイク・オールドフィールド

  • 『アイランズ』 - Islands (1987年)[15]
  • 『アース・ムービング』 - Earth Moving (1989年)[16]

スティーヴ・ハウ

脚注

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[脚注の使い方]
  1. ^ “Welcome to Phenomena” (2 May 2010). 2010年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。15 July 2021閲覧。
  2. ^ “When The Heart Rules The Mind”. Connollyco.com. 15 July 2021閲覧。
  3. ^ “DPRP - Forgotten Sons: GTR”. 15 July 2021閲覧。
  4. ^ “The Wheatsheaf”. Northwest Bands. NWB. 8 April 2014閲覧。
  5. ^ “Wheatsheaf”. What Pub. Campaign for Real Ale. 8 April 2014閲覧。
  6. ^ “Max Bacon – The Higher You Climb (1995, CD)”. Discogs. 15 July 2021閲覧。
  7. ^ “Max Bacon – From The Banks Of The River Irwell (2002, CD)”. Discogs. 15 July 2021閲覧。
  8. ^ “Moby Dick – Nothing To Fear / Can't Have My Body Tonight (1982, Vinyl)”. Discogs. 15 July 2021閲覧。
  9. ^ “Nightwing - Stand Up And Be Counted”. Discogs. 15 July 2021閲覧。
  10. ^ “Nightwing - My Kingdom Come”. Discogs.com. 15 July 2021閲覧。
  11. ^ “Bronz - Taken By Storm”. Discogs.com. 15 July 2021閲覧。
  12. ^ “GTR (2) - GTR”. Discogs.com. 15 July 2021閲覧。
  13. ^ “GTR (2) - King Biscuit Flower Hour Presents GTR”. Discogs.com. 15 July 2021閲覧。
  14. ^ “Phenomena II* - Dream Runner”. Discogs.com. 15 July 2021閲覧。
  15. ^ “Mike Oldfield - Islands”. Discogs.com. 15 July 2021閲覧。
  16. ^ “Mike Oldfield - Earth Moving”. Discogs.com. 15 July 2021閲覧。
  17. ^ “Steve Howe - Portraits Of Bob Dylan”. Discogs.com. 15 July 2021閲覧。

外部リンク

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