マッシミリアーノ・イッラーティ

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マッシミリアーノ・イッラーティ
個人情報
フルネーム Massimiliano Irrati
誕生日 (1979-06-27) 1979年6月27日(44歳)
出身地 イタリアの旗 イタリア
フィレンツェ
他職業 弁護士
国内
リーグ 役割
2004-2007 セリエD 主審
2007-2011 セリエC1C2 主審
2011-2013 セリエB 主審
2012-2020 セリエA 主審
2020- セリエAB 主審
国際
リーグ 役割
2017- FIFA登録 主審
2021- FIFA登録 VMO

マッシミリアーノ・イッラーティMassimiliano Irrati, 1979年6月27日 - )はイタリアフィレンツェ出身のサッカー審判員。 ピストイア地区所属。

経歴[編集]

1996年よりサッカー審判員としてのキャリアをスタートし、2004年にセリエD、2007年にセリエC1C2、2011年にセリエBへと昇格していった。2012年3月18日の第28節ボローニャキエーヴォの試合でピストイア地区所属の審判として初めてセリエAの主審を務め、トップリーグにデビューした[1]。2017年からはFIFA国際審判員としても登録され、2月22日に行われたサンマリノ代表アンドラ代表の親善試合で国際舞台にもデビューした[2]

FIFAワールドカップとしては初めてビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が導入された2018年ロシア大会ではVAR専門員の一人に選出され、開幕戦や決勝戦を含む14試合でVARを担当した[1]

2019年5月29日に行われたUEFAヨーロッパリーグ 2018-19 決勝では、ELとしては初めてVARが導入されたが、この試合においてVARを務めた[3]。翌2020年8月23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ 2019-20 決勝パリ・サンジェルマンバイエルン・ミュンヘンの試合でもVARを担当した[4]

2021年からは、同年より新設されたFIFAのVAR専門員(Video Match Official)に登録された[5]新型コロナウイルス感染症の流行により1年延期され、6月から開催されたUEFA EURO 2020では6試合のVARを担当した。

受賞[編集]

担当した主な試合・大会[編集]

VAR・AVAR[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b Chi è l’arbitro Irrati di Pistoia” (イタリア語). Virgilio Sport (2022年8月27日). 2022年11月9日閲覧。
  2. ^ Irrati designato come Var nella finale del Mondiale per club” (イタリア語). Report Pistoia (2022年2月11日). 2022年11月9日閲覧。
  3. ^ Chelsea-Arsenal Match info UEFA Europa League 2018/19” (英語). UEFA. 2022年11月10日閲覧。
  4. ^ Paris-Bayern UEFA Campions League 2019/20” (英語). UEFA. 2022年11月10日閲覧。
  5. ^ INTERNAZIONALI 2021, LA LISTA” (イタリア語). AIA-FIGC (2020年12月17日). 2022年11月8日閲覧。
  6. ^ PREMIO BERNARDI 2013 A MASSIMILIANO IRRATI” (イタリア語). AIA-FIGC (2013年6月14日). 2023年1月13日閲覧。
  7. ^ Arbitri Serie A, premio a Sportilia per Massimiliano Irrati” (イタリア語). Pistoia Sport (2016年7月19日). 2023年1月13日閲覧。
  8. ^ A MASSIMILIANO IRRATI IL PREMIO MAURO PER LA STAGIONE 2017/2018” (イタリア語). AIA-FIGC (2018年6月30日). 2023年1月13日閲覧。

外部リンク[編集]