マツダ・大気
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マツダ・大気 | |
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概要 | |
製造国 | 日本 |
デザイン | ヴァン・デン・アッカー |
ボディ | |
乗車定員 | 2 |
エンジン位置 | フロントエンジン |
駆動方式 | 後輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン | 16Xロータリーエンジン(800 cc×2) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 3,000mm |
全長 | 4,620mm |
全幅 | 1,950mm |
全高 | 1,240mm |
マツダ・大気(マツダ・たいき)は、日本の自動車メーカーのマツダが開発したコンセプトカーである。
概要
[編集]「流(ながれ)」、「流雅(りゅうが)」、「葉風(はかぜ)」に続く、マツダのデザインテーマ「Nagare(流れ)」デザインの第4作目。Nagareデザインとは、「静止しているときも動きを感じさせるような表現方法」をテーマとしたマツダのデザインコンセプトであり、今までにも自然が持つ「動き」を表現したデザインを発表してきている。
この大気は、その名の通り地球を覆う大気をイメージしたデザインである。「空気の流れが目に見えるデザイン」を表現すべく、デザインは天から舞い降りた2枚の羽衣をイメージしている。スタイルは2シーターのライトウエイトクーペで、伸びやかなフォルム、フロントからリアへとのびていく曲線など、今までのNagareデザインより存在感あるものとなっている。特にリアのデザインは特徴的で、空力性能を重視して前面投影面積を薄くしてある。そのおかげでこのボディはCd値0.25という高い空力性能を備えている。
エンジンは新世代ロータリーエンジン「RENESIS(16Xロータリーエンジン)」をフロントエンジン・後輪駆動(FR)レイアウトで搭載する。この新開発ロータリーエンジンは直噴システム、アルミサイドハウジングを採用しており、排気量は現行RENESISの650 cc×2から800 cc×2に拡大、熱効率やトルクも向上されている[2]。
インテリアはこいのぼりにインスピレーションを受け、「エアチューブ」をコンセプトにデザインされた。ダッシュボードやシートやドアトリムは、風の動きを表現したデザインとなっている[3]。