マディのおしごと 恋の手ほどき始めます
マディのおしごと 恋の手ほどき始めます | |
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No Hard Feelings | |
監督 | ジーン・スタプニツキー |
脚本 |
ジーン・スタプニツキー ジョン・フィリップス |
製作 |
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製作総指揮 |
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出演者 |
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音楽 |
マイケル・ダナ ジェシカ・ローズ・ワイス |
撮影 | アイジル・ブリルド |
編集 | ブレント・ホワイト |
製作会社 |
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配給 | ソニー・ピクチャーズ リリーシング |
公開 | |
上映時間 | 103分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $45,000,000 |
『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』(マディのおしごと こいのてほどきはじめます、原題:No Hard Feelings)は、2023年のアメリカ合衆国のセックス・コメディ映画。ジーン・スタプニツキーがジョン・フィリップスと共同で脚本を書き、監督も務めた。
製作も務めたジェニファー・ローレンスが、32歳のウーバードライバー役で主演し、アンドリュー・バース・フェルドマンが、自信のない内気な19歳パーシーを演じる。
あらすじ
[編集]金銭的に苦しいUberドライバーのマディは、税金の未払いが原因で車を差し押さえられ、さらには家まで失いかける。
そんなある日、マディは「19歳になる内気な息子パーシーのデート相手となり、大学入学前に殻を破らせる」という彼の両親による求人広告を見つける。
マディはこの依頼を受けるが、思うように事が進まずタイムリミットが迫る。
登場人物
[編集]※括弧内は日本語吹替[1]
- マディ・バーカー:ジェニファー・ローレンス(沢城みゆき)
- パーシー・ベッカー:アンドリュー・バース・フェルドマン(佐藤元)
- アリソン・ベッカー:ローラ・ベナンティ(近内仁子)
- サラ:ナタリー・モラレス(杏寺円花)
- レアード・ベッカー:マシュー・ブロデリック(村本享太郎)
- ジム:スコット・マッカーサー
- ゲイリー:エボン・モス=バックラック
- ジョディ:カイル・ムーニー
- ダグ・カーン:ハサン・ミンハジ
- クリスピン:ジョーダン・メンドーサ
- ナタリー:アマリア・ユー
- ファーン:アリシア・ジョイ・パウエル
- トラヴィス:クインシー・ダン=ベイカー
- バーのイケメン:マシュー・ノズカ
- ゲイブ・ソーヤー / サーフィン弁護士:ザーン・マクラーノン
製作
[編集]2021年10月、Appleスタジオ、Netflix、ユニバーサル・ピクチャーズを抑え、ソニー・ピクチャーズが劇場限定公開で獲得したと発表された[2][3]。
主要撮影は、2022年9月下旬にニューヨーク州ナッソー郡のヘムステッド、ポイント・ルックアウト、ローレンス、ユニオンデールなどで始まり、11月に終了した[4]。
本作のプロットは、プロデューサーのプロヴィッシエロとオデンカークが監督のスタプニツキーに送った、実際にCraigslistに掲載されていた広告から生まれた。また、スタプニツキーとローレンスは長年の友人であり、ローレンスがキャスティングされる以前に、2人は夕食の場でこの経緯について語っていた[5]。
マイケル・ダナとジェシカ・ローズ・ワイスが音楽を担当した[6]。
公開
[編集]当初は、2023年6月16日に公開される予定だったが、DC映画『ザ・フラッシュ』と公開日が重なったため、1週間遅れとなる6月23日に米国で公開された[7]。デジタルフォーマットで2023年8月15日に公開され、29日にはDVDとBlu-rayがリリースされた[8]。アメリカとカナダで5,050万ドル、その他の地域で3,650万ドルの興行収入を上げ、全世界で8,700万ドルの興行収入を記録した[9][10]。
日本では劇場公開はなく、2023年10月11日にデジタル配信された[11]。
評価
[編集]批評家の反応
[編集]批評集積サイトRotten Tomatoesでは、221件の批評家レビューがあり、支持率71% で、平均点は6.1/10となっている。批評家の総意は「この下品なコメディは、残念なほど無難な演技が多いが、ジェニファー・ローレンスのコメディとドラマチックな才能により、最終的には鑑賞を促すものとなっている。」としている[12]。
Metacriticでは、50件の批評家レビューがあり、加重平均値は59/100となっている[13]。
脚注
[編集]- ^ “マディのおしごと 恋の手ほどき始めます”. ソニー・ピクチャーズ公式. 2023年10月20日閲覧。
- ^ Jr, Mike Fleming (2021年10月13日). “Sony Pictures Wins ‘No Hard Feelings,’ R-Rated Comedy Vehicle For Jennifer Lawrence; Gene Stupnitsky Directing His Script” (英語). Deadline. 2023年10月2日閲覧。
- ^ Murphy, J. Kim (2021年10月13日). “Jennifer Lawrence R-Rated Comedy ‘No Hard Feelings’ Lands at Sony Pictures” (英語). Variety. 2023年10月3日閲覧。
- ^ Shrestha, Naman (2023年6月20日). “Where Was No Hard Feelings Filmed?” (英語). The Cinemaholic. 2023年10月2日閲覧。
- ^ May 12, Lauren Huff. “How a Craiglist ad inspired Jennifer Lawrence's 'No Hard Feelings'” (英語). EW.com. 2023年10月2日閲覧。
- ^ “Mychael Danna & Jessica Rose Weiss Scoring Gene Stupnitsky’s ‘No Hard Feelings’ | Film Music Reporter” (英語). 2023年10月2日閲覧。
- ^ D'Alessandro, Anthony (2022年12月7日). “Jennifer Lawrence R-Rated Comedy ‘No Hard Feelings’ Shifts A Week Away From ‘The Flash’” (英語). Deadline. 2023年10月2日閲覧。
- ^ Remley, Hilary (2023年8月7日). “'No Hard Feelings' Arrives on Digital, Blu-ray & DVD This Month” (英語). Collider. 2023年10月2日閲覧。
- ^ “No Hard Feelings”. Box Office Mojo. 2023年10月2日閲覧。
- ^ “No Hard Feelings (2023) - Financial Information”. The Numbers. 2023年10月2日閲覧。
- ^ “マディのおしごと 恋の手ほどき始めます | ソニー・ピクチャーズ公式”. www.sonypictures.jp. 2023年10月3日閲覧。
- ^ “No Hard Feelings - Rotten Tomatoes” (英語). www.rottentomatoes.com (2023年6月23日). 2023年10月2日閲覧。
- ^ “No Hard Feelings” (英語). www.metacritic.com. 2023年10月2日閲覧。