マリア・プリマチェンコ
表示
マリア・プリマチェンコ | |
---|---|
生誕 |
Mariya Oksentiyivna Prymachenko Марі́я Оксе́нтіївна Примаче́нко 1908年12月30日 ロシア帝国 キーウ県 Radomyslsky UyezdBolotnia (now Ivankiv Raion, ウクライナ) |
死没 | 1997年8月18日(88歳没) |
墓地 | ウクライナ, Ivankiv Raion, Bolotnia, |
国籍 | ウクライナ |
教育 | 独学 |
運動・動向 | 素朴派 |
子供 | プリマチェンコ・ファデール・バッセービリビッチ |
受賞 | タラス・シェフチェンコ国立賞, 1966年 |
マリア・プリマチェンコ(ウクライナ語: Марія Оксентіївна Примаченко, 英語: Maria Prymachenko) , Mariya Oksentiyivna Prymachenko) (1908年12月30日 – 1997年8月18日)は、ウクライナの素朴派の民族装飾芸術家の代表格。
概要
[編集]- プリマチェンコは、デッサン、刺繡、陶磁器の絵付けに携わる。
- 1937年、パリで開催された国際展示会で、金メダルを獲得。
- 1966年、タラス・シェフチェンコ国立賞の受賞。
- 1970年、ソビエト連邦の名誉芸術家。
- 1988年、ウクライナの人民芸術家[1]
- パブロ・ピカソは、パリで開催されたプリマチェンコの展示会を訪れた後、「この素晴らしいウクライナ人の芸術的な奇跡の前に身をかがめます」と言った[2]。
- ユネスコは 2009年をマリア・プリマチェンコの年と宣言した[3]。
- 芸術家のイメージの独創性は、彼女のユニークな形式的で様式的な発見(木の描写、コテージの内部と外部の同時表現など)で明らかにされている。
- 善と悪の闘いは、プリマチェンコのすべての作品に浸透している。
- マリア・プリマチェンコの作品は、旧ソビエト連邦、ウクライナ、その他の国々(ポーランド、ブルガリア、フランス、カナダ)で展示された[4]。
- プリマチェンコの絵画「旅中のロッタ」('Ratona Journey」は、有名なフィンランド人デザイナークリスティーナ・イソラによって、フィンランド航空が飛行機の装飾に使用したファブリックデザイン「メトサンヴァキ/森の住人」に盗作された[5]。
- 2022年2月27日ロシアのウクライナ侵攻のイヴァンキフの戦いの最中に、イヴァンキフ歴史・地方史博物館が全焼し、プリマチェンコによる20以上の所蔵作品も失われた。
ギャラリー
[編集]お金と切手について
[編集]-
ウクライナの切手 (1999). «Дикий чаплун», 1977年
-
ウクライナの切手(1999). «エンドウ豆の獣», 1971年
-
ウクライナの切手, 2009年
-
マリア・プリマチェンコの100周年記念銀貨(2008年)表面
-
マリア・プリマチェンコの100周年記念銀貨(2008年)裏面
外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ Ігор Шаров, Анатолій Толстоухов. Художники України: 100 видатних імен. — К.: АртЕк, 2007. — C. 32-33. ISBN 966-505-134-2
- ^ Podcast, HerArt (2021年1月22日). “Maria PRYMACHENKO — the Ukrainian artist that made Picasso bow down” (英語). Medium. 2021年4月30日閲覧。
- ^ Maria Prymachenko at Ukrainian Art Library. [Accessed 2 March 2021].
- ^ 画家、マリア・プリマチェンコ生誕100周年(1908-1997)、ユネスコポータル、2008年」
- ^ Daily Marimekko print copied from Ukrainian folk artist, News by Yle.fi, date 29 May 2013,