マリアーノ・ペルフェクト
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マリアーノ・ペルフェクト(スペイン語: Mariano Perfecto、1853年 - 1913年11月3日)は、第5代両カマリネス州知事(在任:1910年 - 1912年)。多作の作家であり、「ビコル文学の父」と「ビサヤ文学の父」として知られた。彼は1899年から1900年まで「アン・パラバレタ」(An Parabareta)というビコール語初の新聞を出版、また「リブレリア・イ・インプレンタ・マリアーナ」(Libreria y Imprenta Mariana)というビコル地域初の出版社を設立した。彼は宗教の小冊子と祈祷文の翻訳、詩、短劇などの文学作品をイロンゴ語とビコール語で創作した。
パブロ・フェルナンデス(Pablo Fernandez)の『フィリピン教会史(1521年-1898年)』(History of the Church in the Philippines (1521-1898))によると、聖アウグスチノ修道会のサルバドール・ポンス(Salvador Pons)は1900年の著作でペルフェクトを世俗的な司祭と称えた[1]。
脚注
[編集]- ^ Fernandez, Pablo. History of the Church in the Philippines (1521-1898), O.P. Life Today Publications, San Juan, Metro Manila. Philippines, 1988, vide, p. 433.