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マレーキノボリガマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マレーキノボリガマ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
: 無尾目 Anura
亜目 : カエル亜目 Neobatrachia
: ヒキガエル科 Bufonidae
: キノボリガマ属 Pedostibes
: マレーキノボリガマ P. hosii
学名
Pedostibes hosii
(Boulenger, 1892)
和名
マレーキノボリガマ
英名
Brown tree toad

マレーキノボリガマ(馬来木登蝦蟇、Pedostibes hosii)は、両生綱無尾目ヒキガエル科キノボリガマ属に分類されるカエル。

分布

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インドネシアスマトラ島ボルネオ島)、タイ南部、マレーシア

形態

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最大体長10.5cm。オスよりもメスの方が大型になる。

四肢は長く、指には吸盤と水掻きが発達している。

体色は褐色だが、メスは個体によっては体色が灰緑色で腹面は青く、体側面から腹面にかけて黄色い斑点が入る。

生態

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山地にある渓流沿いに生息する。地表棲だが繁殖期になるとオスは渓流の岩や樹上に登りメイティングコールを行う。

食性は動物食で、昆虫類節足動物を食べる。

繁殖形態は卵生で、渓流沿いの水場に細いひも状の卵塊に包まれた卵を産む。

人間との関係

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ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。キノボリガマ属ではほぼ本種のみが流通する。

参考文献

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  • 『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、小学館、2004年、33頁

関連項目

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外部リンク

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