コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

マレーシア国立図書館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マレーシア国立図書館
National Library of Malaysia
施設情報
正式名称 Perpustakaan Negara Malaysia
ڤرڤوستاكان نڬارا مليسيا
愛称 PNM
前身 マレーシア国立公文書館[注釈 1][1]
専門分野 総合
開館 1966年[1]
所在地

マレーシアの旗 マレーシア クアラルンプール
Perpustakaan Negara Malaysia

232, Jalan Tun Razak
位置 北緯3度10分13秒 東経101度42分40秒 / 北緯3.170368度 東経101.711207度 / 3.170368; 101.711207
統計・組織情報
来館者数 61,199人[2](2022)
年運営費 RM46,588,453.00[2](2022)
館長 Salasiah Abdul Wahab[3]
職員数 457人 [2]
公式サイト www.pnm.gov.my
地図
地図
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
テンプレートを表示

マレーシア国立図書館(マレーシアこくりつとしょかん、マレー語:Perpustakaan Negara Malaysia)(PMN)はマレーシア国立図書館。1966年に設立された。

マレーシア関係の資料はマレーシアーナ(Malaysiana)と呼ばれ、その収集で有名である。所蔵するマレー語写本『ヒカヤット・ハン・テュアン英語版』は、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)世界の記憶に登録されている[4][5]

歴史

[編集]

1956年、マレーシア・ライブラリ・グループ(Malayan Library Group)が意見書を出す。意見書のタイトルは『Public Library Services for the Federation of Malaya』(マラヤ連邦[注釈 2]のための公共図書館サービス)で、国立図書館設立のための準備を行う「国立図書館委員会」の設置を求めた。これにより、国立図書館設立への動きが始まる[1]

1966年マレーシア国立図書館は、マレーシア国立公文書館英語版の一部門として設立される[1]

1987年、観光芸術文化省英語版の下に置かれる。[1]

納本制度

[編集]

1966年の書籍保存法ではすべての出版社はその出版物を2部国立図書館に納本することが義務付けられていた[1]

1986年、書籍保存法に代わり図書館資料保存法が成立した。この法律では全ての出版社はその出版物を、有形資料の場合は5部、無形資料の場合は2部納本することが義務付けられた[6]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 国立公文書館の部門の一つとして設立。後に独立
  2. ^ 現在のマレーシア

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f Official Website NATIONAL LIBRARY OF MALAYSIA”. 2024年5月5日閲覧。
  2. ^ a b c 29th General Conference of Directors of National Libraries in Asia and Oceania - Country Report [Period Coverage: 1st January 2022 – 31st December 2022] - Malaysia (PDF) (Report).
  3. ^ The Director General of the National Library of Malaysia” (英語). IFLA. 2022年11月25日閲覧。
  4. ^ Hikayat Hang Tuah”. en.unesco.org. 2024年5月5日閲覧。
  5. ^ UNESCO-CI: Hikayat Hang Tuah”. 2005年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ2005年4月16日閲覧。
  6. ^ Laman Sesawang Perpustakaan Negara Malaysia”. www.pnm.gov.my. 2024年5月5日閲覧。