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マロロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マロロス
Malolos
マロロス市にあるブラカン州議会議事堂、1930年創建
マロロス市にあるブラカン州議会議事堂、1930年創建
位置
マロロスの位置(フィリピン内)
マロロス
マロロス
マロロス (フィリピン)
マロロスの位置(ルソン島内)
マロロス
マロロス
マロロス (ルソン島)
マロロスの位置(東南アジア内)
マロロス
マロロス
マロロス (東南アジア)
座標 : 北緯14度50分36秒 東経120度48分41秒 / 北緯14.84333度 東経120.81139度 / 14.84333; 120.81139
行政
フィリピンの旗 フィリピン
 地方 中部ルソン地方
  ブラカン州
 市 マロロス
地理
面積  
  市域 67.25 km2
標高 9.0 m
人口
人口 (2020年現在)
  市域 261,189人
その他
等時帯 フィリピン標準時 (UTC+8)

マロロス市 (フィリピン語: Lungsod ng Malolos)は、フィリピンルソン島中部のブラカン州の州都。フィリピンでは115番目の都市とされている[1]

概要

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マニラより北へ45kmに位置し、マニラ首都圏の大きな郊外都市の一つである。人口は234,945人(2010年)[2]

歴史

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1899年、マロロスのフィリピン兵
エミリオ・アギナルドの秘書アントニオ・バウチスタの家

スペイン占領以前は、1225年の中国の記録『諸蕃志』ではリハンと呼ばれ、マイ国英語版(麻逸)の都市と書かれている[3]。 スペイン占領時代、ミゲル・ロペス・デ・レガスピエンコミエンダ制において1571年にマロロスとした[4]

交通

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マッカーサーハイウェイ英語版でマニラと接続されている。かつてはフィリピン国鉄マロロス駅が利用されていた。

2022年現在、日本の円借款により、マロロスから首都圏マニラを縦貫する南北通勤鉄道(約38キロメートル)の整備が進められている[6]

姉妹都市・提携都市

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脚注

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  1. ^ NSCB – 2003 Factsheet – One City and Eleven Barangays Created”. Nscb.gov.ph. 2017年10月6日閲覧。
  2. ^ Total Population by Province, City, Municipality and Barangay: as of May 1, 2010”. 2010 Census of Population and Housing. National Statistics Office. 2017年10月6日閲覧。
  3. ^ The Philippine Islands, 1493–1898, by Emma Helen Blair and James A. Robertson, Manila, 1903–1909
  4. ^ [1] Blair and Robertson,The Philippine Islands,volume 34,page 304-310,paragraph 3
  5. ^ For the accounts of the attempted revolt, see Blair and Robertson, Vol.XXXVIII, p.98-99
  6. ^ 日立、フィリピンの南北通勤鉄道のデジタルな鉄道システムを受注”. 日立製作所 (2022年11月27日). 2022年11月27日閲覧。

外部リンク

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関連項目

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