マンガ日本人と天皇
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(マンガ 日本人と天皇から転送)
マンガ 日本人と天皇 만화 일본인과 천황 日本人と天皇 | ||
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著者 | 雁屋哲 | |
訳者 | 金源植(김원식) | |
イラスト | シュガー佐藤 | |
発行日 |
2000年(平成12年)12月20日 2003年(平成15年)4月20日 2007年(平成19年)9月10日 | |
発行元 | いそっぷ社、講談社、길찾기 | |
ジャンル | 漫画 | |
国 | 日本、 韓国 | |
言語 | 日本語、韓国語 | |
形態 | 単行本、文庫本 | |
コード |
ISBN 4-900963-12-7 ISBN 4-06-256726-1 ISBN 978-89-6052-122-3 | |
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『マンガ 日本人と天皇』(まんが にほんじんとてんのう)は、原作:雁屋哲、作画:シュガー佐藤による日本の漫画作品。1998年(平成10年)から2000年(平成12年)にかけて週刊『金曜日』に連載された。連載時の題名は『日本人と天皇』であり、雑誌連載時はマンガのみであったが、単行本では雁屋の解説文が追加された。2000年(平成12年)12月にいそっぷ社から単行本が、2003年(平成15年)4月に講談社から文庫本が出版された。2007年(平成19年)9月に韓国語版が出版された[1]。「日本マンガ史上最も過激な問題作」と言われる[2][3]。2019年4月、天皇交代に合わせて新装増補版がいそっぷ社から出版された。
目次
[編集]- 第1章 天皇とは何か――なぜいま「教育勅語」を問いなおすのか
- 第2章 近代天皇制の毒――天皇制の毒がまわりきった社会では何が起こったか
- 第3章 天皇の軍隊――日本軍はなぜ愚かな戦いを続けたのか
- 第4章 臣と民――「君が代」の「君」を天皇と言いくるめるのはなぜか
- 第5章 象徴天皇制――現代の天皇制は本当に「無害」なのか
- 第6章 昭和天皇の戦争責任――昭和天皇の「伝説」は果たして真実だったのか
- 第7章 天皇制の未来――天皇制から自由になるために我々は何をするべきか
- 最新論考 日本をアメリカの属国にした昭和天皇の罪
書誌情報
[編集]連載情報
[編集]章数 | 雑誌 | 発行日付 |
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第1章 | 週刊金曜日 | 1998年10/23号 - 11/27号 |
第2章 | 週刊金曜日 | 1999年1/15号 - 2/12号 |
第3章 | 週刊金曜日 | 1999年3/12号 - 4/9号 |
第4章 | 週刊金曜日 | 1999年5/21号 - 6/18号 |
第5章 | 週刊金曜日 | 1999年7/23号 - 8/27号 |
第6章 | 週刊金曜日 | 1999年10/1号 - 11/12号 |
第7章 | 週刊金曜日 | 2000年1/14号 - 2/11号 |
単行本
[編集]- 雁屋哲作、シュガー佐藤画『マンガ日本人と天皇』いそっぷ社、2000年12月。ISBN 978-4-900963-12-2。
- 雁屋哲作、シュガー佐藤画『マンガ日本人と天皇 近代天皇制とはなにか』講談社〈講談社+α文庫〉、2003年4月。ISBN 978-4-06-256726-8 。
- 테츠 카리야 (지은이); 슈가 사토(그림) (2007-09-10). 일본인과 천황. 김원식 (옮긴이). 이미지프레임(길찾기). ISBN 978-89-6052-122-3 - 韓国語版。
参考文献
[編集]- 『反日マンガの世界――イデオロギーまみれの怪しい漫画にご用心!』唐沢俊一・高沢秀次・宮島理・中宮崇ほか、晋遊舎〈晋遊舎ムック〉、2007年3月23日。ISBN 978-4-88380-624-9。
- 『反日マンガの世界――イデオロギーまみれの怪しい漫画にご用心!』唐沢俊一・高沢秀次・宮島理・中宮崇ほか、晋遊舎〈晋遊舎ブラック新書 7〉、2008年5月10日。ISBN 978-4-88380-776-5 。 - 唐沢ほか(2007)の改訂版。
- 高澤秀次「雁屋哲「マンガ日本人と天皇」――ナルホドこりゃ漫画だ! (「天下の俗論」をガツン!)」『諸君!』第33巻第3号、文藝春秋、2001年3月、pp. 78-87、ISSN 0917-3005。
関連項目
[編集]脚注
[編集]外部リンク
[編集]- “orinmir story | 일본인과 천황 マンガ日本人と天皇” (2007年12月30日). 2011年3月20日閲覧。 - 韓国語版のサイト。
- “反日マンガの世界”. 晋遊舎. 2009年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月3日閲覧。
- “【晋遊舎】反日マンガの世界 イデオロギーまみれの怪しい漫画にご用心!”. 晋遊舎. 2011年10月2日閲覧。