マンティコア・レコード
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マンティコア・レコード Manticore Records | |
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親会社 | アトランティック・レコード |
設立 | 1973年 |
設立者 | グレッグ・レイク |
販売元 | アトランティック・レコード (1973年-1975年) モータウン (1975年-1977年) |
ジャンル | 様々 |
国 | イギリス |
本社所在地 | イングランド ロンドン |
公式サイト | manticorerecords |
マンティコア・レコード(Manticore Records)は、イングランドのプログレッシブ・ロック・グループのエマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)のメンバーが所有するマンティコア・プロダクション・カンパニーが、1973年に設立したレコードレーベルである。
概要
[編集]マンティコアとはヨーロッパで古くから知られている伝説の生物の名で、人間の顔、ライオンの胴体、蠍の尻尾を持つ。ELPはセカンド・アルバム『タルカス』(1971年)で描いた怪獣タルカスの物語で、マンティコアをタルカスの最後の対戦相手として登場させた[注釈 1]。マンティコア・レコードのシンボル・マークは、同アルバムの見開きジャケットに描かれていた絵物語の中のマンティコアからデザインされたシルエットだった。
マンティコア・レコードは当初、アイランド・レコードと共同所有されていたが、その提携は解消された。1973年から1975年までアトランティック・レコード、1975年から1977年に閉鎖されるまでモータウンが配給を担当した。
2016年、ELPの元メンバーのグレッグ・レイクが病没。2017年、グレッグ・レイク・エステートの承認の下でマンティコア・レコードが再開された。レイクの生前最後の願いの一つがマンティコア・レコードを取り戻すことだった、という声明が出されている。彼のアルバム『ライヴ・イン・ピアツェンツァ』[1](2017年)は、新たな姿を現したマンティコア・レコードが最初に発表した作品となった[2]。
所属していたアーティスト
[編集]- バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ ※バンコとして知られる。
- エマーソン・レイク・アンド・パーマー ※ELPとして知られる。
- ジョン・グリーヴス[3]
- ハンソン ※イギリスのロック・バンド[注釈 2]
- キース・クリスマス
- リトル・リチャード
- ピート・シンフィールド
- プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ ※PFMとして知られる。
- ストレイ・ドッグ
関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ タルカスはイギリスの画家兼グラフィック・デザイナーのWilliam Nealが作った想像上の生物で、アルマジロと戦車が合体した姿を持つ。アルバムの見開きジャケットに描かれた絵物語によると、タルカスは火山の噴火によって孵化し、自分と同じように大砲をもつ翼竜やバッタなど3匹の生き物を大砲で撃ち倒した後、マンティコアと戦って尻尾で目を突き刺され、血を流しながら海に去って行った。解説はなく、戦いの勝敗やマンティコアの運命は不明。
- ^ アメリカのポップ・トリオではない。
出典
[編集]- ^ “Discogs”. 2024年11月7日閲覧。
- ^ “'Greg Lake Live in Piacenza' will be released on Dec. 7, 2017 on the newly relaunched Manticore Records label”. greglake.com. November 21, 2017閲覧。
- ^ “John Greaves: Life Size”. Manticore Records. September 2018閲覧。