マーク・キャリアー (セイフティ)
Mark Carrier | |||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
基本情報 | |||||||||||||||||||
ポジション | セイフティ | ||||||||||||||||||
生年月日 | 1968年4月28日(56歳) | ||||||||||||||||||
出身地 |
アメリカ合衆国 ルイジアナ州レイクチャールズ | ||||||||||||||||||
身長: | 6' 0" =約182.9cm | ||||||||||||||||||
体重: | 186 lb =約84.4kg | ||||||||||||||||||
経歴 | |||||||||||||||||||
大学 | 南カリフォルニア大学(USC) | ||||||||||||||||||
NFLドラフト | 1990年 / 1巡目全体6位 | ||||||||||||||||||
初出場年 | 1990年 | ||||||||||||||||||
初出場チーム | シカゴ・ベアーズ | ||||||||||||||||||
所属歴 | |||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||
NFL 通算成績 | |||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||
Player stats at PFR |
マーク・キャリアー(1968年4月28日- )はルイジアナ州レイクチャールズ出身のアメリカンフットボール選手、指導者。現役時代のポジションはディフェンシブバック。
経歴
[編集]プロ入りまで
[編集]カリフォルニア州ロングビーチの高校時代、彼はUSAトゥデイからオールアメリカンに選出された。
その後、USCに進学し、3年次の1989年、7インターセプト、107タックル、3ファンブルリカバー、10パスブロックの成績をあげて、USCの選手としては初のジム・ソープ賞(カレッジフットボールで最も優れたディフェンスバックに贈られる賞)を受賞した。3シーズンで彼は13インターセプトを記録した。2006年、USCの殿堂入りを果たしている。
NFL選手
[編集]1990年のNFLドラフト1巡全体6位でシカゴ・ベアーズに指名されて入団した。12月9日のワシントン・レッドスキンズ戦では3インターセプトをあげたがチームは9-10で敗れた[1]。彼は1979年に入団したダン・ハンプトン以来となる全16試合に先発出場し[2]、NFLトップの10インターセプトをあげて、最優秀新人守備選手に選ばれた[3]。この年及び1991年、1993年にはプロボウルにも選ばれた。
ベアーズでは1996年までプレーした。彼が作ったシーズン10インターセプトはベアーズ記録でもある[4]。
1997年から1999年までデトロイト・ライオンズでプレーした。1998年にタンパベイ・バッカニアーズとのマンデーナイトフットボールで相手WRのブライス・ハンターにヘルメットからタックルしたプレーにより1試合出場停止となった[5]。
フリーエージェントとなった彼は、2000年2月、ワシントン・レッドスキンズと5年契約を結んだ[6]が、2001年にマーティ・ショッテンハイマーがレッドスキンズのヘッドコーチに就任するとトレ・ジョンソン、キース・シムズ、デイナ・スタブルフィールドとともにサラリーキャップを空けるために解雇された[7]。
現役生活を終えた後、ラジオやテレビでの解説者となった[8]。
コーチ
[編集]2004年から2年間、アリゾナ州立大学のコーナーバックコーチを務めた後[8]、2006年、ボルチモア・レイブンズのディフェンスバックコーチに就任し4年間(その内3年間はレックス・ライアンの下[9])務めた。この間エド・リードらを指導し、2006年から2008年までの3シーズンでレイブンズがあげた71インターセプトはNFLトップであった[8]。2009年にもレイブンズはNFLで2番目に少ない27タッチダウン(ランで8回、パスで17回)しか相手に許さなかった[10]。
2010年にニューヨーク・ジェッツのディフェンスラインコーチに就任し[9]、2011年まで務めた。
2012年からはシンシナティ・ベンガルズのディフェンシブバックコーチに就任し、2015年まで務めた。
その他
[編集]彼の前にベアーズの先発セイフティだった、デイブ・デュアソンが脳震盪に悩まされ自殺した[11]ことを聞いた彼は「晩年の彼が問題を抱えていることは知っていた。笑顔を絶やさない選手であった。」と語った[12]。
脚注
[編集]- ^ “Carrier's Big Day Not Big Enough”. ニューヨーク・タイムズ (1990年12月11日). 2011年8月3日閲覧。
- ^ “PRO FOOTBALL; Bears' Carrier An Instant Success”. ニューヨーク・タイムズ (1991年1月3日). 2011年8月3日閲覧。
- ^ “Associated Press Defensive Rookie of the Year”. CBSスポーツ. 2011年8月3日閲覧。
- ^ “Carrier's mark in Vasher's reach”. シカゴ・トリビューン (2005年12月22日). 2011年8月3日閲覧。
- ^ “N.F.L.: NOTEBOOK -- DETROIT; Carrier Suspended For Helmet Hit”. ニューヨーク・タイムズ (1998年10月1日). 2011年8月3日閲覧。
- ^ “REDSKINS SIGN MARK CARRIER”. UPI通信 (2000年2月17日). 2011年8月3日閲覧。[リンク切れ]
- ^ John Keim (2001年8月27日). “Schottenheimer puts his mark on 'Skins”. ESPN. 2013年12月2日閲覧。
- ^ a b c “Biography”. ボルチモア・レイブンズ (2009年). 2011年8月3日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b “NY Jets hire ex-Baltimore Ravens coach Mark Carrier as defensive line coach”. nj.com (2010年2月4日). 2011年8月3日閲覧。
- ^ “Biography”. ニューヨーク・ジェッツ. 2011年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年8月3日閲覧。
- ^ “デュアソン氏は自殺、脳を医療研究のため寄贈と遺言も”. NFL JAPAN (2011年2月20日). 2011年8月3日閲覧。
- ^ “Concussions also worry Carrier Dave Duerson's death shocked former Bear safety”. シカゴ・トリビューン (2011年3月8日). 2011年8月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- 通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference
- マーク・キャリアー - IMDb
|
|
|
|