マーク・ペーパーマスター
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マーク・ペーパーマスター(Mark Papermaster)は、アメリカ合衆国の技術者であり、AMDの上級副社長兼CTO[1]。元シスコシステムズのシリコン・スイッチング・テクノロジー・グループの副社長[2]。元Appleデバイスハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント[3]。
略歴
[編集]1982年から2008年までIBMのバイスプレジデントであり、POWER・PowerPCプロセッサの設計を統括した。
2008年11月4日にはトニー・ファデルの後任のiPodおよびiPhoneハードウェアエンジニアリングチームのリーダーとして、デバイスハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントに就任[3]したが、IBMとの訴訟により職務停止となり、2009年4月24日からAppleでの実務に就いた[4][5]。
ウォールストリート・ジャーナルによると、2010年8月7日付で、iPhone 4の受信障害問題の責任を取る形でAppleを退職したと報じられている[6]。2010年8月6日の時点で、AppleのExecutive Profiles[7]から削除されている。
脚注
[編集]- ^ Executive Biography - Mark Papermaster - Senior Vice President and Chief Technology Officer, AMD
- ^ シスコ、アップル「iPhone」の元エンジニアリング責任者を採用
- ^ a b “マーク・ペーパーマスター、アップルに入社”. Apple Newsroom. 2020年10月9日閲覧。
- ^ “マーク・ペーパーマスター、デバイスハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントとして4月24日からアップルで実務開始”. Apple Newsroom. 2020年10月9日閲覧。
- ^ 元IBM幹部のペーパーマスター氏、ようやくアップル入社--未来のiPhoneやiPodを開発へ
- ^ YUKARI IWATANI KANE and IAN SHERR (2010年8月9日). “iPhone Executive Leaves - WSJ.com”. The Wall Street Journal. 2010年8月9日閲覧。
- ^ Executive Profiles