マーベルマン/ミラクルマン
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Miracleman | |
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出版の情報 | |
出版者 | L. Miller & Son, Ltd. (UK) Quality Communications (UK) Eclipse Comics (USA) Marvel Comics (USA) |
初登場 | Marvelman #25 (Feb. 1954) |
クリエイター | Mick Anglo |
作中の情報 | |
本名 | Michael Moran |
パートナー | Miraclewoman Warpsmiths Kid Marvelman Young Marvelman |
著名な別名 | Micky Marvelman |
能力 | Flight Super-strength Invulnerability Greatly increased intelligence Heightened senses Telekinesis Telepathy Concussive energy blasts |
ミラクルマン(原題:マーベルマン)はミック・アングロによって創造され、「マーベルマン#25」(1954年1月末)で初登場した架空のスーパーヒーローである。
概要
[編集]元々は、イギリス発のスーパーヒーローであったが、紆余曲折あって、現在はアメリカの漫画出版社マーベル・コミックが権利を所有している。
歴史
[編集]創造の経緯
[編集]20世紀に入り、アメリカでスーパーヒーローブームが起き、イギリスにも、アメリカ製コミックブックが輸入されるようになった。
しかし、第二次世界大戦や国内産業保護のため、アメリカ製コミックブックの輸入が禁止されると、イギリスの出版社は、オリジナルのヒーローを創造(大半はスーパーマンやバットマンを翻案したものだった。)したり、アメリカから権利を取得して、出版を行うようになった。
特に人気だったのが、アメリカで絶大な人気を博したキャプテンマーベル(シャザム)で、Lミラー&サン社が1945年から白黒で刊行を開始した。
出版は、「キャプテン・マーベル・アドベンチャー」「キャプテン・マーベルJr.」「マーベル・ファミリー」「ウィズコミックス」の4誌を展開するほどの人気ぶりだった。
しかし、人気の一方でナショナルコミックス(現DCコミックス)からスーパーマンとの盗作疑惑が持ち上がり、裁判で争った結果、ナショナル側の主張を認める判決が下り、スーパーヒーローものが冷え込む時期というのもあって、ナショナルとの示談交渉に入り、40万ドルの損害賠償とキャプテンマーベル関連誌の出版が差し止められた。 このことを受け、Lミラー&サン社は急遽漫画家のミックアングロにキャプテンマーベルに代わるキャラクターを考案させ、登場したのがマーベルマンとヤング・マーベルマンである。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- マーベルマンの起源、 マシュー・H・ゴア著、 コミックブック市場 #22
- Boardman Comics Monographs#1:The Origin of Marvelman 、 Matthew H. Gore 、48ページ、 Boardman Books 、2006
外部リンク
[編集]- ジュリアン・ダリウスの ミラクルマンが重要な理由
- ブリタニカ百科事典によるマーベルマンに関する参考記事
- キャプテンマーベルカルチャー多くのキャプテンマーベルの歴史とその社会的および歴史的意義
- Miracleman - Comic Book DB
- スーパーヒーローの国際カタログでマーベルマン(戦士)
- “MARVELMAN RETURNS IN JUNE” (March 23, 2010). 2013年10月14日閲覧。
- Khoury (October 19, 2008). “Land of Lost Tales: The Lost Miracleman Story”. Pop!. Comic Book Resources. 2008年12月4日閲覧。
- Amacker (September 3, 2009). “Alan Moore Reflects on Marvelman”. The No-Fly Zone. Mania.com. September 5, 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年9月5日閲覧。