ミオシーレン
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ミオシーレン | |||||||||||||||||||||||||||
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地質時代 | |||||||||||||||||||||||||||
中新世 | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Miosiren | |||||||||||||||||||||||||||
種 | |||||||||||||||||||||||||||
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ミオシーレン (Miosiren) とは、新生代中新世に生息していたジュゴン目の生物である。ジュゴン目(海牛目)- マナティー科 - ミオシーレン亜科に属する。
分類に関しては、かつてはジュゴン科に分類されていた[1]が、2000年代に入り、マナティー科に分類される様になった[2]。
分布
[編集]ベルギー・アントワープ州より化石が出土。ヨーロッパの近海に生息していたと推定される[2]。
特徴
[編集]全長4m。臼歯のエナメル質が肥厚しているが、上顎最後部の臼歯は棒状に退化している[2]。歯列の咬合面の形態などからも、海草を主食とする他の海牛類とは異なり、貝を食べていたと推定される[2]。
脚注
[編集]関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 富田幸光『新版 絶滅哺乳類図鑑』伊藤丙雄、岡本泰子、丸善、2011年、147, 148頁頁。ISBN 978-4-621-08290-4。
- 富田幸光『絶滅哺乳類図鑑』伊藤丙雄、岡本泰子、丸善、2002年、125, 128頁頁。ISBN 4-621-04943-7。